見出し画像

シンプルがいちばん美味しい!『塩煮豚』

醤油と砂糖の甘辛いタレも最高だけど、シンプルに豚肉のポテンシャルを引き出した塩味の煮豚も最高です!

調味料と食材をババっと入れて火にかけておくだけ!
超簡単なのにパーティーメニューにもなれる逸材です。

粒マスタードと一緒に口に運べば、もうビールが止まりません。


<分量>

豚肩ロースかたまり…800g(好きなだけ。肩ロースでなくてもOK)
水   …1.5L
塩   …20g(小さじ4)
酒   …200ml
生姜  …20g
にんにく…20g(3〜4かけくらい)
ねぎの青い部分…20g


<作り方>

①にんにく、生姜を皮ごと薄切りにする。

②すべての調味料と食材を入れて火にかける。

③沸騰したらあくを取り、ポコポコと優しく沸く火加減まで弱火にし、40分。

④豚肉を好きな大きさに切り分けて盛り付ける。

<ここだけ押さえれば美味しくなるポイント>

・豚の臭みを消してくれる、酒、生姜、にんにく、ねぎを入れる

臭み消しの定番たちを入れることで、下茹でなどの作業をカット。
生姜とにんにくは皮ごと入れることで臭み消しパワーをアップさせ、よい香りをお湯に移します。
これらの分量は目安を書きましたが、だいたいで問題ありません。

・水に対して、塩は1〜1.5%を目安に

今回は直接豚肉に塩をせず、水(茹で汁)に含まれる塩分を豚肉に移していきます。
なので、豚肉の重さではなく、水に対して塩分量を決めます。
人間が美味しいと感じる塩分濃度は0.8〜1%とよく言われますが、直接豚肉に塩をするわけではないので、少し濃いめにするとちょうどよい塩加減に仕上がります。


そのまま食べても美味しいですが、粒マスタードやポン酢、梅肉ソースなど、少し酸味があるソース類と合わせると絶品!

また、でき上がってすぐに食べるではなく、そのまま常温まで冷ましてしっとりさせるのも美味しい食べ方です。
切りやすくもなります。
冷めると脂が固まって浮くので、それを丁寧に取って上げるとより上品になります。
たくさん作って冷蔵庫に保存しておき、数日楽しむのもいいと思います。

茹で汁は香味野菜と豚の旨味がたっぷりしみ出ているので、再利用が◎。
スープや炊き込みご飯を作るのもおすすめです!
その際、塩分濃度が高めですので、適宜水を足すなどして塩加減を調節なさってください。

豚のかたまり肉が安かったら、ぜひお試しを!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?