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令和デモクラシー

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混迷を深める世界に対してどう向き合うか?微力だが無力ではない地域企業から誰も取り残さない本当の民主主義の実現への道を探ります。 責任ある大人の無関心が世界を暗闇に叩き込む、それを…
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#学問ノススメ

志と未来創造の深い関係とそのリアル

志と未来創造の深い関係とそのリアル

事業の目的は何か?と問われたら、私は「自社の存在意義を形にして持続継続できるように整えること。」だと答えます。存在意義とは、私が代表を務める株式会社四方継の理念としてホームページのトップに掲げてある「四方良しの社会の実現」です。自分たちだけではなく、誰もがこの世をIkigaiの持てる世界だと思える、そんな理想の実現は、どうやら私の代では叶いそうにありませんが、何とか次世代にその想いを繋いで、理想を

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二つのWhyと結果の法則

二つのWhyと結果の法則

学問とは問いを立てること。
大量生産、機械化、効率化の時代が過ぎ去り、多品種少量生産で多様な価値観を認め、一人ひとりの志向や意向を重視する時代へと変わりました。それは商品やサービスの開発の方法論だけではなく、誰とも違う「人」がそこにいる事の効果性、タレンティズム(才能主義)を以て多くの人の知見を認め集める経営の姿勢そのものの転換、在り方の見直しが説かれています。
世界中が巻き込まれているこの流れの

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問いなくして経験なし。経験なくして問いなし。 〜自省と自問と人との出会い〜

問いなくして経験なし。経験なくして問いなし。 〜自省と自問と人との出会い〜

20年前、私に理念経営と原理原則型マーケティングを学ぶきっかけを与えてくれた先輩経営者はちょうど10年前の年末、突然あの世に旅立たれました。メンターとして慕っていたその方が私に言い遺した言葉は、今も私の胸の奥に深く刻み込まれていて、経営だけでなく人生の指標として今も私のパラダイムを形成しています。その一つが「人は内省をすることでしか成長しない。」です。

内省なくして進化成長なし自ら省る。とは論語

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奴隷なんかじゃないと思っていたオレが奴隷思考に陥っていた件

奴隷なんかじゃないと思っていたオレが奴隷思考に陥っていた件

太平洋戦争での敗戦が決定的になってきた際、天皇を中心とした日本政府、大本営が最も懸念したのは、ポツダム宣言を受け入れて無条件降伏した後の日本が西欧諸国に奴隷化されてしまわないか?でした。
既にドイツでは国を東西に分断され、直接軍政が敷かれており、日本も同じような結末を迎えることは容易に想像できた。というか、イエローモンキーと揶揄されていた日本人は、有色人種に対する白人の人をひとと思わない残虐な仕打

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