時短とは真逆「手紙を書く」ゆっくりとした時間の流れを楽しむ

2024年4月2日 07:39

字を書く機会が減ってきた

最近、字を書かなくなってきたなぁ…. とつくづく感じます。
全てパソコン、スマホで済んでしまうから簡単なメモすら筆記用具がない時に便利！とばかりにスマホのメモ機能を使います。

それ自体は悪いことではない。
むしろメモを書いたのに、そのメモを忘れるとか、どこに書いたか忘れる、なんて事がないぶん良いかもしれません(^◇^;)。

弊害としては、漢字が書けなくなった、漢字を書こうと思っても思い出せない、字が汚くなった（前はもっと上手だったような気がするけど、気のせいだろうか）、なんでも時短で済ませようとするようになった、などがあげられます。

先日、すみだ北斎美術館に行った帰りに「1年後の自分に手紙が書ける」というカフェに行ってきました。

とてもゆったりとした、時間がゆっくりと流れているような落ち着いた雰囲気のカフェでした。

そこで手に取った万年筆の書き心地が非常に良くて、今まで面倒だと思っていた文字を書く事がなんだか楽しく思えてきました。

万年筆で字を書くなんて本当に久しぶりで、
やっぱり道具って大事なんだなと改めて感じたり…。

そこで一番心地良かったのは、蝋を溶かして封をする体験。
初めての体験でした。

好きな蝋の色を選ぶところから始まり、蝋を溶かして封筒に垂らし封をする。

蝋を選ぶ時間
溶けるのを待つ時間
封をして固まるのを待つ時間

全てが心地良く、この上なく贅沢な時間でした。

蝋が固まって、封がされた時の満足感たるや。
何とも形容しがたい気持ちになりました。

メールやスマホだったら瞬間に飛ばせる、あっという間なのにと思うか、贅沢な時間だと思うか、人それぞれだと思いますが。

時短、コスパ、タイパとは真逆の行為、時間。
効率重視の現代社会に、皆どこか疲れている。

だからこそ1つの事に集中し、時間をかける。その時間がたまらなく贅沢で落ち着く、ホッと出来るのではないかと思います。

インスタリールでも、本日17:30にUP予定です☆

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