見出し画像

時間がないから食べない?

個別相談をしていると、

食事時間が短くて
量を食べることができないんです。
どうしたら良いですか?

増量系の種目を見る機会が多いので
食べるにはどうすればいいか?
という相談は結構あります。

ですが、
練習後の食事について

✔次の予定があるんで、
 量を減らしてほしい。

✔時間がないから
 弁当じゃなくて
 おにぎりだけにしてほしい。

✔次の予定があって
 食事時間が取れないんです。

こんな声を先日聞きました。

選手のカテゴリーや食環境、
その他の食事・補食スケジュールが
わからないから、
一概には言えないけど

食べない、って選手としていいのですか?
他でリカバリーしてるのかな?
ほんとに時間がないのかな?

と突っ込みたくなりました!

1食で良いかはみていないんです

予定に合わせて【必要な量】を食べること
これが大切なポイントなので
1食で良いかはみていないんです。

先ほどの声を挙げてくれた選手たちは
もしかしたら、
他でカバーしているのかもしれないな
とは思うものの

スポーツ現場にいると
練習時間やおしゃべり時間を優先して
食事時間がおろそか、後回しになっているケースを
時々みかけます。

運動している時間が長い分、
消化吸収を効率よく行えないので
食事時間の確保やスケジュールを考える

ということは
良いパフォーマンスや良い練習、トレーニングを
行うためには必須ポイント!

特に
社会人アスリートは
パフォーマンスを発揮することが仕事である方は
なおさら、
考えて頂きたいポイントです。

考えていると思うけど!笑笑

質のいい練習やトレーニング、
そして
良いコンディションを保つためには
土台となる食を整えること。

栄養バランスや量、栄養素ばかりに
目が行きがちですが
タイミングやそのタイミングに合った食事を
計画して実践していくことも
選手のスキルやチーム力アップにつながります。

だからこそ、
時間がないから
量を減らすとか後回しにするとか
本末転倒なわけです。

食事スケジュールを立てよう!

もし、栄養サポートがあれば
チームや個人では
試合(予定)に合わせて
食事や補食スケジュールを立てて
事前に選手やトレーナーとも共有しています。

エクセルで経時的に作っている栄養士さんも
多いですが
イラスト重視で私は作っています。

みんな文字って呼んでくれない(笑)

時間が決まっていて
動かせない予定と
動かせる予定があると思うんです。

予定の中に食事も必ず組み込む。
選手としての心得です。

試合の場合は?

試合の時は、
緊張していたり、集中していたりするから
時間や補食のタイミングは忘れがちなので

私は試合帯同している時、
選手達の様子を見ながら
時間を見ながら
声をかけています。

チームであれば個人差があるので
試合前にどのくらいとか
ハーフタイムにこれ、とか
個人対応もしていきます。

試合時は
緊張もあるので、
やはり消化吸収力の個人差が
とてもでます。

食べろー!
食べるなー!
自己管理です!
だけでは解決しない、
結構、繊細なサポートが必要と
私は感じています。

普段から食べていない選手は
特に食べられない。

だからこそ、
普段の練習時から
食べる練習、
食べる環境を作っていくことが

本番で本来の力を発揮するための
支えなるんです。

チームに栄養スタッフがいることで
食事スケジュールや水分補給、補食など
カタチにはめたもの、
机上の理論ではなく
チームにより合うものを
組んでサポートしてくれますよ!

ぜひ皆さんも
公認スポーツ栄養士や管理栄養士など
専門スタッフに相談してみてくださいね!

食事補食スケジュールを公開!

さて、
実際にスポーツ現場で使った
試合日の食事補食スケジュールを公開♪

ここからは
選手達に食事補食スケジュールを
意識してほしい、実践してほしい、
させたい方がどうぞ!

ここから先は

554字 / 1画像

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?