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教育系フリーランスとオンライン家庭教師の「しょくいんしつ」

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オンライン家庭教師達による、教育系フリーランス向けの情報局。 職員室(しょくいんしつ)のようなコミュニティー。 働き方から、 授業に使える小ネタ、 実際の指導の方針、 おすすめテ…
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#教育

「しょくいんしつ」の「こんてんつ」

--Magazine--「こだわり通信」----📖-----Podcast---「こだわりラジオ」--🎧---Fullコンテンツ:▷ https://open.spotify.com/show/6cyZSNVBNShlNrF2GmktnR EP05/前半:~アパレル?インストラクター?多彩なバイトは仕事の肥やし!ホスピタリティに「フィット」したトーク!ラストでなぜぶっこんだ?~■概要:オンライン家庭教師の仕事をする前に、MC2人の前職やバイト経験についてトークを展開。一見す

「どうやって勉強すれば学力が伸びるのか」AIに聞いたら回答がヤバすぎた

せんせーなんさい?の質問に対する回答、みんなどうしてる?

生徒から「せんせーなんさ〜い?」と聞かれる距離感で関係が構築できていること自体は、先生として素晴らしい結果である。 しかし「年齢の公開禁止」をルールとしているところも多い。特に個別塾はその傾向が強いようだ。 もし若い先生が正直に答えてしまうと生徒から保護者に伝わって、「年齢が若い=キャリアが浅い」と、不安感を抱く要因になってしまうからだ。 とくに大学生講師が直面する問題で、嬉しい反面、どうやって返して良いものか、小さな悩みのタネでもある。 キャリアを偽ってはダメ20歳

夏休みのベストな過ごし方は、夏休みを手放すことにあった

夏休みを廃止して週休3日制にしたらいいんじゃない?

オンライン家庭教師業を行う私も含め、教育に携わるものにとって大きなイベント「夏休み」について、頭を抱える保護者の方も多いようだ。 ここ最近の企業で導入がされている「週休3日制」というシステム。生産性が高まる効果が期待されるとかなんとか。 「こども未来戦略方針」の中に「選択的週休3日制度の普及」が含めれていることが話題になっているとか。 そこで、教育機関も同じように、週休3日制を導入すれば、学力向上に向かうのでは?と疑問を抱いた私が、思考実験をしてみる。 夏休みの歴史夏

やる気スイッチが入らない人は夢かやる気がある人を探そう。

先生として1番の「やる気スイッチ」は「夢を見つけること」だと思っていました。でも夢が見つからない時はどうしたものかと思いながら、今回「夢がなくてもやる気スイッチが入る方法はこれかもしれない。」そんな発見があったので、それをシェアしたいと思います。 <夢は強い> 教育に10年ほど関わり教育系フリーランスになり、何百人と生徒さん、保護者さん、先生方を見てきました。 感じることは、やっぱり「夢がある子は強い」ということ。 だから身近な大人は夢を見つける機会を作ったり、一緒に考えて

テスト前は暇が理想だよね?って話

テスト前になればテストに向けて勉強することは、中高生は当たり前の習慣になっているように思う。 しかし、理想を言えば、テスト前は暇であることが理想的だと、私は思う。 私自信、数学に関して言えば、テスト勉強をした記憶がほとんどない経験を持っている。 テスト勉強って、どうすればいいの?数学とそれ以外の教科とで、テスト前の過ごし方は明らかに違った。 テスト前は教科書を開き、太字にマーカーを引く、問題集の答えをオレンジペンで書いて、ひたすら赤シートで消して覚える。 しかし、数

あえて「先生」とよばれることを選んだ

教育系フリーランスのプラットフォーム「しょくいんしつ」のお題「先生になるためのスイッチ」について 私はのべ30年以上、家庭教師、塾講師をつづけている。最近はオンラインが多いので、パソコンの前が職場みたいな部分はある。ただ、ライターもやっているので「先生スイッチがパソコンか?」というと怪しい… それならばオーソドックスであるが「先生」という呼称こそスイッチかもしれない。 昔見たヒカルの碁がきっかけだったかもまだまだ私にもあった若いときに、漫画でみた「ヒカルの碁」はインパク

学校のテストからメタ認知(自律力)をつけて学生から仕事力もつける。テストの準備と反省は点数だけじゃもったいない。10年目の先生が語ってみた。

学校の定期テスト準備や直しをどこまでするか?は親御さんや生徒本人、先生によっても意見が分かれるところ。 点数で一喜一憂するのもいいですが、今回お勧めしたいのは、点数での一喜一憂より自分の『予想との差』に注目すること。これは勉強に限らず、PDCAサイクルを回す基本だと思います。今学生時代に活かしたり、学生時代を思い出しながら読んでいただけたら幸いですし、学校の先生方のテスト作成の参考になれば嬉しいです。 <テストで鍛えたい、大切なメタ認知力?> テストの話じゃないの?となりそ

先生が嫌いだった私が先生になるまでの話②仕事感も学力も得た部活編。

部活について、受験業界では賛否が分かれるところですが、RADWIMPS(尊敬する)の「正解」という曲にはこんな詞があります。 この歌詞を借りて、 私が思う部活の意味は 「理屈に合わないこと」 「いつも正解など大人も知らないこと」 これを学ぶ最高の機会である、です。 やる気のなかった中学の吹奏楽部 人数合わせのはずだった高校の演劇部 クオリティーを求め続けた大学の軽音部 どれも「理屈に合わないもの」でした。 そして「正解など大人も知らない」ものだからこそ自らで取り組み

テスト返しはある意味「開始のゴング」

ほとんどの学校では最初の定期テストがほぼ終了。答案が返却されてきて、次のテストへ向けての戦略を練る時期かもしれない。 生徒たちからは平穏な時期だと思いがちだが、指導者からすれば長い長い戦線の始まりといっても言い過ぎではない。だから私が気をつけていることを述べる。 いきなり点数だけで判断しない保護者の方にも強くお願いしているポイントのひとつ。 ぱっと見の点数だけで拾える情報は少ないことを念頭に置く。 仮にいつも平均点くらいの子がとった70点でも ・平均点50なのに70点(

うまいでなく「強い」ことを学んだ部活

今週、所属しているプラットフォーム「しょくいんしつ」でのお題は【部活動】について。最近では学校教諭の労働問題や、部活動そのものに対する意識が様変わりしたので昔ほどの意味合いがあまり感じられない。 ただ私自身は、「自分なりに」という考え方を吸収できた場所であったと考えている。 運動音痴が卓球部で県代表になったはっきり言って運動は得意な方ではない、卓球が今ほどメジャーではないころ根暗なひと、運動が苦手な人が多いイメージだったころの話。 そんな卓球部のボールの色が変わり、ユニ

人生は思い通りにならなくても大丈夫だと学んだ日。社会人10年の節目に「マチネの終わりに」を見た先生の話。

今回初めてエッセイ風に今の気持ちを残してみます。 「マチネの終わりに」という作品の中で語られる「未来が過去を変える」という言葉をご存知でしょうか。数年前この作品は、人生が複雑になって迷う私に「人生の答えの1つはこれだ」と教えてくれました。 私は教育者としてこの言葉を今も大切にしています。そんな人生に大きな影響を与えた作品と言葉。思い立ったこのタイミングで、作品と今までの人生の色々に対する気持ちを言葉にしてみます。 「マチネの終わりに」について書くきっかけをくれた記事はこ

先生になる前は何してた?大事な土台!メンバーNote記事まとめ【週刊号】Vol.02

オンライン家庭教師と教育系フリーランスの「しょくいんしつ」広報部です。梅雨が始まったところもおおく、肌寒さで体調を崩している方も多いのではないでしょうか? 天気が安定するまで、あらためて服装や空調など意識してみてください。 さて、メンバーが同じテーマで執筆する第二弾は【先生に役だった仕事】です。 それぞれが経験してきたお仕事、バイトについて考えを述べています。 今回のテーマ「お仕事」についてのEP05は、6/7の22:00に配信予定 教え方の正解は一つじゃない!多くの