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十文字クラフトビール(仮)製造中!(ビール製造工程紹介Part2)

十文字学園女子大学の食品開発学科と社会情報デザイン学科では 新座クラフトさんとコラボして 新座産のクラフトビール「十文字大ビール(仮)」を作っています!

今回は「煮沸」以降の工程ついて説明していきますね。

糖化が終わった麦汁は煮沸タンクに移します。

麦汁は煮沸を経て完成します!分かりにくいと思いますが下の写真では100度で麦汁を煮沸しています。

部屋の中は蒸気で少し蒸し暑くなりました。麦汁の甘い香りで充満しています。

麦汁にホップを入れて香りと苦みをつけます。ヘレスビールはホップは少なめなのが特徴です。今回は2回に分けてホップを入れました。
学生では少し危ないので この工程は教員が行いました。あちい

煮沸時間、ホップを投入するタイミングなどで、ビールの味や風味が変わるので 奥が深くて面白いところです。

煮沸の待ち時間で発酵タンクの洗浄・消毒と部品の組み立てを行います。

煮沸の待ち時間で糖化タンクの掃除を行います。学生さん 頑張って力仕事をしています。

80度くらいに冷ましてから 煮沸した麦汁をろ過します。

完成した麦汁を冷却しながら 発酵タンクにホースで移していきます。
でも、ここでちょっとしたトラブルが発生!!
なぜかポンプが動かない💦現場に緊張が走ります😓

ポンプが動き始めて発酵タンクに移すことができました!冷却するまで少し時間がかかってしまったので 味わいに若干の影響がありそうですが、これも手作りの良いところ!きっと個性的で美味しくなったと思います!!

発酵タンクに移ったら いよいよ酵母を入れます。
酵母を入れることで 甘い麦汁に含まれる糖が アルコールと二酸化炭素に分解されて発酵が進んでいきます。

1週間ほど発酵させたら、次の「熟成」工程に移ります。発酵が進むにつれて タンク内の二酸化炭素が増えていき いよいよ美味しいビールになっていきます。
タンクに製造日「9/3」と品名「???(まだ内緒)」を記載しました!

今回の仕込み作業はここまでです。現在は酵母が頑張って発酵してくれているはずです!
美味しいビールになりますように!!😊

次回もお楽しみに!