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おぉ!金井壽宏先生が設問に登場!(キャリアコンサルタント試験-学科試験の驚き/2021年度-第18回)

中小企業の「持続可能な組織づくりとSDGs経営」および「職場の基礎代謝」の専門家として、組織活性化支援(組織開発支援)やキャリア自律支援、及び、次世代リーダー育成支援などを行っている私。

先月の10月、妻から「そろそろキャリアコンサルタントの試験を受けてみればー?」とのお誘い(というより・・・資格を取得しなさい!)がありましたので、本日2021年11月01日から、来年2022年7月(第20回)の本試験一発合格を目指して勉強を開始することとしました。

キャリアコンサルタント試験に合格するのが目的ではなく、日々の仕事に役立つ(私が成長することで、取引先や顧問先や社会に役立つ)ことが大切なので、自分が興味あることも一緒に調べながら「記録」と「記憶」に残すべく“note”をつかっていきたいと思います。

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まず、今回の第18回キャリアコンサルタント試験・学科試験(2021年10月31日)の内容をざっと見て、私が「おぉ!」と驚きを感じたのは・・・

設問の中に、日本のキャリア論やリーダーシップ研究の第一人者である現役の金井壽宏先生(かないとしひろ/神戸大学名誉教授/立命館大学教授/エドガー・H・シャインとの共著も多数)が登場したことです。

問31 人生(キャリア)の転機に関する理論について次の記述のうち、最も適切なもとはどれか。

1.金井壽宏によれば、人生やキャリアは安定期と移行期の繰り返しだが、流されたドリフト状態があると主体的なキャリア形成は難しいというのが、生涯発達論やキャリア論の視点である。

2.ニコルソン(Nicholson,N.)のキャリア・トランジッション・モデルは、準備→遭遇→順応→安定化のサイクルからなる。

3.レヴィン(Lewin,K.)は、職業的発達段階には、暦年齢にゆるく関連した「移行期」があるとした。

4.レビンソン(Levinson,D.J)のライフサイクル論では、20歳前後に成人への過渡期、40~45歳頃に人生半ばの過渡期があり、65歳以降に自我の統合vs.絶望と嫌悪の発達段階がある。

この設問の正解は<2>

キャリアコンサルタントの試験を受けられた方々においても、その衝撃が大きかったのでしょうか?

昨日の午後からアマゾンで、金井先生のご著書『働くひとのためのキャリア・デザイン (PHP新書)』や『仕事で「一皮むける」 (光文社新書)』などなど、軒並み「残り◎冊です」の表示になっています。

この1年間、妻がキャリアコンサルタント資格の勉強をしているのを、横目で見たり聞いたりしているうちに自然と覚えたのですが、

過去問では、森田療法(精神療法)の森田正馬先生(1874~1938年)、内観療法の吉本伊信先生(1916~1988年)、コーヒーカップ理論の國分康孝先生(1930~2018年)といった歴史上の人物(ご存命ではないとう意味)のみなさまがよく出てきた印象でした。

しかし、金井先生は“初登場”のような気がしています。(全部の過去問を見ていないため、正確なことはいえませんが・・・)

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◆日本の人事部「HRカンファレンス2016-秋-」開催レポート
これから採用はどうなるのか? どう変えればいいのか?
―― 採用活動の新たな指針「採用学」の視点から考える
金井 壽宏氏(神戸大学大学院 経営学研究科 教授)
服部 泰宏氏(横浜国立大学大学院 国際社会科学研究院 准教授)

この感じでいくと、金井先生の流れを組んでいる「職場学習論」の立教大学・中原淳先生や「採用学」の神戸大学大学院・服部泰宏先生、

そして「キャリア自律」の慶應義塾大学の高橋俊介先生、「組織開発」の明治大学専門職大学院の野田稔先生なども、近い将来の問題に出てくるのではないか?とワクワク・ドキドキしてしまうところです。

そんな先生方の講義をLIVE配信で聞けるのが、日本の人事部「HRカンファレンス2021・秋」(2021年11月16日~26日)ですが・・・結構、申込多数で埋まってしまっています。

まだ、いくつか空いている講座もあるので、未来のキャリアを見据えて受講する予定です。

次回の「note」から、2021年度-第18回キャリアコンサルタント試験「学科試験」問1から、ひとつずつ情報を付加しながら解いていこうと思います。

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