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気づいたらやってた「聞く」と「書く」が、次第に仕事になっていった。

こんにちは!
ひとり起業家の思考整理コーチ、しょうこです。

今回は、私がどうして
思考整理コーチというお仕事をしているのか、
そのきっかけをちょっとお伝えします。

オンラインで知り合った、ウエディングプランナーのMikaちゃん。
自己啓発系の仕事を始めたいようで、
5,6人集まったあるzoomのランチ会で、
ひたすらアイディアを広げては楽しんでいました。

「私はね、過去10年こういうことで苦しんできたの。
 でも、それから抜け出せたきっかけは○○だった。
 やり方はね、まず呼吸とか運動とか、シンプルに身体へのアプローチから  
 始めてね…」

と、活き活きと話し始めたMikaちゃん。


さて、世の中には「広げるタイプ」と「畳むタイプ」の人がいます。
「広げるタイプ」は突飛なアイディアも含め、どんどんやりたいことがあふれる人。
そして「畳むタイプ」は、「広げる人」が広げた大風呂敷を
まとめたり、実行案に落とし込んだりする人のことを指します。

私はいつもは「広げるタイプ」なのですが、
私と同じ「広げるタイプ」に出会うと、突然「畳むタイプ」に変化するという、
珍しいタイプ。笑

さて、Mikaちゃんの話を聞いているうちに
「畳む」遺伝子を思っている私は、

「め、めっちゃ面白い!」

と思ったんですね。

元々教育系スタートアップで、教材企画や開発をしていた私。

Mikaちゃんがアイディアを出してくれたとき、
なんだか火がついちゃいました。

「Mikaちゃん。そのコンセプト、すごくいいよ。」

そう言って私は、いきなりアイディアを書き出します。

(写真)

まるでMikaちゃんが考えていることが自分に憑依したかのように、
その場でホワイトボードを埋め尽くしていきました。

(そう、実は我が家には巨大なホワイトボードがあるんです。笑
 その話はまた今度…笑)

5分後、なんとなく全体像を書ききった私は

(はぁ~~~すっきりした!!)

と息をつきました。

やっぱり「畳み人」の人の性(さが)なんでしょうかね。
ある程度形になると、すっごく安心するんです。

そしたら、それを見ていたzoom会の皆が

「すごい!!すぐにまとまった!!」

と、激褒めしてくださいました。


「え、Mikaちゃんが言ったことを、聞いて、書いただけだよ?」


「ううん、それがすごく分かりやすくて、早くてすごいの!」
「これなら、この企画出来そう!って思うよね」

と、代わる代わる褒めてくださいます。

…わぁ、こんなことで人の役に立てるんだ。
私はアイディアは出せないけれど、誰かの話に思いっきり乗っかったことで
価値を出すことができるんだ!!

そう思って、とても嬉しくなりました。

これ以来、もし誰かが新しい企画を語りだしたときは
ノートやPCでメモを取りながら聞いています。

だれかのアイディアを、紙の上に書く。
自分という媒体を使うことで、「アイディア」は「企画」に、
「考え」は「コンセプト」になっていく。

こんなに楽しいことはありません。
まるで、誰かと共犯関係になって
策略を練っている感覚です。

こうして、私は思考整理のお仕事の魅力に
惹かれていきました。


こうして思うのは、自分がワクワクしながらやっていた、
そして無意識にやっていた
「聞く」「書く」という行為。

こういった単純な行為が、
思えばいつの間にか「仕事」になっていくものですね。

仕事ってあまり大げさに捉えなくても
こうして育てられるのかもしれません。


ではまた♡

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