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バイクで駅へ。

市営の駐輪場に駐車。係のおじさんがいそいそやってくるのでお金を払う。超アナログ、マンパワーシステム。

最初はロック版や自動精算機の見当たらない駐輪場の使い方の見当がつかず戸惑った。

システムを詳しく説明すると、こうだ。

駐輪場にバイクを止めて、ヘルメットを脱いでいると、おじさんがいそいそ近づいてくる。

200円渡すと領収の半券をくれる。

わたしが足早に去った後に、料金支払い済み、の帯がバイクのハンドルに巻かれる。帰りはその帯をはためかせて、そのまま出る。


おじさんが事務所に入っていたりして出てこなかったら、出庫までにバイクに料金未納の紙が貼られるから、帰りにその紙と料金をポストに入れる。

ナンバーを控えられているのかしら?

ちょっとよくわからない前時代的制度なのだ。


しかしながら、実はわたしはこの朝が大好き。

バイクを止める。おじさんが近づいてくる。

ああ、ちゃんとわたしを見つけてくれた、と思う。200円渡す。

「はい。いってらっしゃい。」

おじさんが言ってくれる。

今日なんて、鍵を抜きとり忘れたわたしを200メートルくらい追いかけて教えてくれた。

このご時世に機械化しない駐輪場。ものすごく貴重な気がするのだけど、そんなものなのかしら?

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今井しょうこ@考古遺跡発掘ワークマニュアル📖
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