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こどもは親の所有物じゃない

医者のこどもは医者。
警察官のこどもは警察官。

女の子を産んだらバレエを習わせるんだぁ〜。
男の子にはサッカーをさせるよ。

こうやって親はこどもに自分の理想や
叶わなかった夢を託す。

親の望み通りに
そして、
親の敷いたレールを抵抗しないで歩むこども

こうして自分の育ったこどもは自分の意思を
主張することができるのであろうか?

こどもは親の望みを叶える道具ではない。

こどもはこどもでも、1人の自立した人間だ。

自分で考え、失敗し、学ぶことのできる
立派な人間だ。

そして何よりも大事なのは尊重すべき人間だ。
ということ

大人は大人の理想や理屈を押し付けるのではなく
こどもの意思や望みを尊重すること

同じ目線でこどもの世界に降り立ち
聞く耳を持つ

相手を理解しようとすることが
大切なのではないか

「なんでこの子はいつもこんなにわがままなの?」
「何回も言ってるのになんで怒られるようなことするの?」
「なんでいつも私を困らせるの?」
「もう!何回言ったらわかるの!」

こどものお世話をしていると
こういう類の感情は少なからずあると思う。

私にだってある。

でもふと立ち止まり、こどもの目線に立った時
同じことが思えるだろうか?

我が子の立場に立って
なぜこの行動をするのか一度落ち着いて
考えてみませんか?

考えるだけでは解決しないかもしれません。

ある程度物事の善悪を理解している年齢であれば
聞いてみてはどうでしょう?

「ママいつもこれすると怒るでしょ?
これ初めてじゃないよね?
でもなんでしちゃうのかなぁ?」

怒りをぶつけて相手をコントロール
しようとするのではなく
相手の気持ち、相手の世界に入り込んで
相手を知ろうとすることも大切なのではないか。

親を本気で困らせたいこどもなんていないんじゃないでしょうか?
もしかしたら甘えたくても
その甘え方がわからなくて
そういう行動になるのかもしれない。

はたまた自分の気持ちを
聞いてくれないことに対して
苛立ちを抱えているのかもしれない。

こどもは親の所有物ではない。
1人の人格を持った人間である。

尊重すべき人間。

自分以外をコントロールしようなんて
到底無理なんだ。
コントロールしようと思うから
辛いんだ。
苦しいんだ。

なら自分を変えてみればいいん
じゃないでしょうか?
そうすればもっと生きやすくなる
のではないでしょうか?



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