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ママだって、間違っていい

今日、あと少しで寝そうな娘が、
「おとなは、なんでもできるよね」
と言ったので、
「おとなだって、できないことはあるよ」
と言ったら、
「まちがうこと?」
と。

なんと、深い(笑)。

そうだね。
ほんと、そうだね。
大人は、間違うことができないね。
子どもの方が間違うことが上手。
そして間違えば間違うほど、いろんなことを覚えていく。

私たちはいつから間違えられない世界で生きてるんだろう?

学校でテストの回答を間違える?
バイトでミスをする?
新卒で働いた場所で失敗する?

小さな期待やプレッシャーが積み重なって、
いつしか「間違えられない」人生になっていく。
そしてその先に、出産・子育てが来たとき、
「育て方を間違っちゃいけない」と必死にもがく。
完璧になんてなれないのに、
誰かに「もう頑張らなくていいよ」と言われるまで、
いや、言われても、綱渡りのような人生を送ってしまうこともある。

でも、我が子はそんなこと、期待していない。
だって、間違いですら子どもたちの世界では、「できた!」に入るのだから。

「間違えることのできるお母さん。」
それは、子どもを愛してない母親でも、ダメな母親でもない。
子どもと対等に向き合える、一人の人間。
良いとか、悪いとかじゃなく、ただ目の前で人生を送っているお母さん。
我が子にとって、かけがえのないお母さんに変わりはないんだ。
それは、間違いなんかじゃないんだ。

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