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京都旅行記│アンスティチュ訪問と舞妓さんの京ことば

先日京都に行ってきましたよー!

初!アンスティチュ・フランセ関西へ

実は今年からフランスでの進学をボチボチ考えておりまして、今回の京都旅行の主な目的はアンスティチュ・フランセ関西での面接!

アンスティチュ・フランセはフランス政府公式の文化施設・語学学校で、日本の主要都市に点在しているんですけれども、我が故郷広島にはないんですよね。

広島はアリアンス・フランセーズさえもないですからね。広島の人は一体どこでフランス語勉強してるんでしょうね…?

(そうなの、勉強する場所や仲間がいないの…という方は、ぜひ私が主宰するオンラインフランス語サークルへ!!!…よし宣伝した!!)

アンスティチュはこれまで東京、大阪、福岡には行ったことがあるんですが、東京はさすが神楽坂というか、少し坂を上がった奥まった場所にあって、敷地も広いし、緑もあって、おフランスの風を!感じるぜ!って感じで好きです。

京都校は今回初めて訪問したのですが、何やら有名な建築家の方が建てた洋館の中にあり、こちらもとても素敵な雰囲気でした。国の登録有形文化財にも指定されているんだって。

ここで、外観写真バーンと貼りたかったんですけど、まぁ写真撮り忘れたよね。

舞妓さんとの遭遇

せっかく京都まで来たので、ついでにしっかり観光もしてきましたよ!

天ぷらと手まり寿司 都

食べ物の写真はしっかりあるんよ。むしろ食べ物ばっかり。

スターバックスコーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店

日本家屋のスタバ素敵すぎません!?中はお座敷もあるそうです。

同じノリでラデュレもあったのに、こちらは写真撮り忘れました。
ほんとそういうとこよね~

あと、私『舞妓さんちのまかないさん』というマンガが好きでちょくちょく読んでいるんですが(最近Netflixでも実写ドラマ化したのでご存知の方も多いかも?)、リアル舞妓さんにも会えたらいいな~と思っていたら、割とナチュラルに前から歩いてきて、慌てて思わず避けましたね。

この感じ何かに似てるな、って思ったら、アレですよ、兵庫の宝塚大劇場に初めて行ったときに、フツーに街中にジェンヌさんが歩いてくると、キャー!とか、写真撮って!とかじゃなくて、とにかくひいいいい!ってなって避けちゃうのと同じ感覚でした(やはりただのオタク)。

やま京さんできずき紙を買う

祇園をお散歩しつつ、以前フリーランス友達のあちゅこさんから、月経コントロールでナプキンの代わりに「きずき紙」なるものを使っていて、それが京都の「やま京」さんという文房具屋さんで買えるらしい、と聞いていたので、さっそく伺ってみました。

ぎおん やま京

そしたら!なんと!

こちらのお店『舞妓さんちのまかないさん』のエピソードに登場するお店だったのです!なーんか「やま京」って名前どこかで聞いたことあるな~と思ってたのよ!

百はなちゃん(マンガに登場する舞妓さん)が、お茶屋のお母さんや関係者の方に便箋を購入しに来るほっこりエピソードが5巻あたりにあるんですが、その購入先がここ「やま京」さん。

取材時の様子が「やま京」さんブログにも載ってました。→https://ameblo.jp/yurikanna1124/entry-12304937364.html

やま京さんのご主人がこりゃまた気さくな、ザ関西の商売人!という感じの方で(笑)

こちらが切り出す前に「実は私最近ドラマ化されたマンガに出てるんですよ~!」と嬉しそうにマンガを見せてくれました。

まさかマンガのキャラにお会いできると思ってなかったわ。。

「マンガのやま京さんエピソード好きなのに、ドラマでは取り上げられなくて残念でした。」

と伝えたら、どうやら打診はあったけれど、撮影が長時間なため、お断りしたそうです。

でも、実は最終話に写真で登場しているんだって!

見直したら、確かにしっかり映ってたし、メガネ姉さんが「やま京さんや・・・」って言うてはったどすえ。。

私としたことが初見では気づかなかったー!やま京ファンの皆様は必見!

私が「ひえー!」とか、「どひゃー!」とか言っていたので、やま京のお父さんもノリノリ海苔弁当で、今回のドラマ用に特別に制作した、登場キャラたちの千社札も見せてくれたし、マンガのシーンに出てくるお会計のところで一緒に写真も撮ってくれました(ただのミーハー)。

ちゃっかり原作者の方の千社札も…!

お目当てのきずき紙も、芸舞妓さんご用達のお品とのこと、2種類購入してみました。ティッシュよりもエコだし、色んな使い方ができそう!
(あちゅこさん教えてくれてありがとうございました!)

薄いのと極薄のやつがあるよ


巻いてある和紙のリボンが色々バリエーションあって可愛い~と思ったら、個包装全部手作業でされているんですって…!推せる…!

オンライン販売もされているそうなので、よかったらぜひ。

「やま京」
http://www.wepkyoto.co.jp/yamakyo/ymky-5.html

舞妓さんの京ことばについて考えた

舞妓さんって全員が京都出身なわけではなく、全国各地から来ているので、仕込みさんになってから、舞妓さん独特の京ことばも覚えないといけないんですよね。

舞妓さんの京ことばって京都弁とも違うし、独特なことばなので、皆さんこの世界に入ってから、習得されるんだと思いますが、『舞妓さんちのまかないさん』でも主人公のキヨちゃんとすーちゃんは東北出身なので、元々のイントネーションの違いを完全に取り除くのはなかなか大変そう(特にキヨちゃん)。

同じ日本語なので、意思疎通はもちろん図れますけど、でもいわゆる「方言」であっても、ネイティブばりにマスターするって時間がかかりますよね。

別に東北弁の舞妓さんがいてもいいじゃん?と思いつつ、やはり京都の舞妓さんは「京都」という街ともセットですから、皆同じ「京ことば」を話すことが求められるんだろうなぁ、と思います。

前回のハプスブルグ家の投稿にも通ずるところがありますが、やはり1つの共同体に属して連帯感を持つには、「同じ言葉を話す」ということが重要視されますよね。

全国各地から京都へやってくる女の子たちも同様に、「舞妓さん」という共同体の一員になるために、頑張って言葉を覚えるんですね。健気。

そういうわけで、京都旅行の思い出を語りつつ、なんとか言語の話で締めることができました。ほっ。

ほなら、おおきに。

もしもサポートいただける場合は、小躍りしながら大切に神棚にお供えしたあと、今後の活動に活用させていただきます♡