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どうも、たなかしょうきです。

はじめましての方も、日頃お世話になっている方も、こんにちは。
田中将輝(たなかしょうき)と申します!
2019年4月現在、株式会社ゼネラルパートナーズ(以下GP)で人事企画室のMGRをしております。主に新卒採用、研修、人事制度企画に関わっています。

元々は新卒採用から始まって、最近だとTwitterもやってみたり、交流会に足を運んでみたりと、色々な人とお会いさせていただく機会が増えてきました。そして思うようになったのは、「自己紹介の時間って結構勿体ない」ということ。特に面談・面接でお話するときなんか、本当にタイトですからね。後はまあ、誰かの肥やしになってくれと願いつつ、就活生のあたりからあらましをまとめて置いておこうかなと思います。(就活に関していうともう4年も前の昔話なので、自分で語るのがそろそろ恥ずかしいのもある)

とはいえ、僕に取り立てて特別なエピソードはない

さて、僕が今働いているゼネラルパートナーズは、「誰もが自分らしくワクワクする人生」をビジョンに、「社会問題をビジネスで解決する」ことをミッションに掲げるソーシャルベンチャーです。主に障害者の雇用領域に強みを持ったビジネスを運営しているのですが、転じて、いわゆるマイノリティたちの機会損失や、広く生きづらさを解消することを目指して働いている社員も沢山います。
そんな事業がらか、採用を通じてGPを志望してくださる方々も、比較的壮絶な人生経験や原体験を持たれていることが多く‥

「自分の人生は本当に平凡だなあ」
「こんな奴がGPの人事やっていてよいのかなぁ」

着任間もない、1,2年目の時は特にそんなことを思っていました。


「やりたいこと」なんてわからなかった就活生

「どの面下げて新卒採用やってんの!?」って思われてしまうかもしれませんが‥笑 でも本当にわからなかったんですよね。自分としては、田舎の進学校出て、そこそこ偏差値のある大学入って、部活だのサークルだの頑張って、結構自分の人生エンジョイしてきたぜ!って思っていたのですが、これってすっごくテンプレートな、掃いて捨てるほどそこらにある話で。

そりゃもう少し細かく見ていけば、

バドミントンサークルだけど、競技よりもレクリエーション作りに命をささげていました!二徹して狂気的にリアル脱出ゲーム作っていました!

とか、

両ひざの半月板を壊して2回手術したものの、頭使うようになったんでむしろバドミントンうまくなりました!おかげで大会で優勝もできた!感謝!

みたいな、僕にしかなさそうな小話はありますが、いかんせん、ドラマのような人生には程遠く、ましてや人生をかけてやりたいことなんて全然見つけることができない。そんな就活生でした。

GPとの出会い

GPはirootsというサービスを通じてその存在を知ったのですが、会う人会う人が強い信念や、目指す社会のために仕事をしているという方ばかりで驚きました。以下は尊敬してやまない、GPで働く先輩たちのストーリーです。
1つでも読んでいただければ、あの時僕が感じた熱量が皆さんにもきっと届くはず。

とにかく、こんな素敵なビジョンを持った組織は他にないと感じました。

そして、成長やスキルを身に着けるといったことは勿論大切ですが、

「なんのためにあなたは働くのか?」
「なんのために生きているのか?」
「あなたは何をなしたい存在なのか?」

こういった問いに答えられる人、少なくともこれらの問いに真っ向から向き合い続ける人でありたいと強く思いました。そのためのヒントがGPにあると信じて、ファーストキャリアとしてソーシャルベンチャーを選びました。


「良いこと」をしたいわけでは決してない

「社会問題の解決」を目的としているソーシャルビジネス。
この領域で仕事をしていることを誰かに伝えた時、高確率で頂く言葉があります。

それは、「良い仕事だね!」「偉いね!」といった、賛辞です。

ありがたいと思う反面で、つまりそれって、まだまだ僕らの活動や事業自体が珍しく、諸々の社会の問題が他人事のままなのではないかな、ということを表しているように思っています。
社会問題を解決するための事業や企業が存在していることは悪いことではないと思います。でも冷静に考えると、そんな存在が必要な社会ではなく、社会の問題がなくなり、そんな事業なんて必要がない社会の方がずっと良いとは思いませんか?
つまりGPが目指すゴールは、逆説的ですがGPが必要のない社会です。

そのためには、いわゆる当事者と呼ばれる方々だけでは絶対に乗り越えることができない壁があると感じています。確かに、事業を興したり、突き進んでいくためのエンジンとして、彼らの原体験は必要不可欠なものだとは思います。でも、その考えを世の中に広めていく、当たり前の価値観として落としていく。こういったスケールの段階では、その領域に特別なバックグランドを持たない、いわゆる「普通」や「平凡」と自称する人々の力が必要なんじゃないかと思っています。


平凡だからこそ見える景色や役割も、きっとある

2016年にGPに入社してから、早4年が経ちました。
ありがたいことに、まだまだ世の中では若者といわれる段階ですが、様々な仕事や経験をさせてもらっています。

入社1年目は、企業の障害者雇用における課題解決チームで法人営業(いわゆるRAですね)を担当していました。そこで感じたことが、やたらと同じような求人が多い市場なんだなということでした。大体年収が300万円程度で、一般事務という求人がある種のスタンダードなのだと感じました。「障害者枠」という独自の雇用概念があることも現場で初めて知りました。
これらの求人や働き方を否定するつもりは全くないのですが、こうも似通った求人ばかりだと、「こういう風にやっておけばOK!」と考えているような、ちょっと本質とは違うのではないか?という違和感を強く覚えました。そんな違和感を社内のビジネスコンテストで起案して、立ち上げたのがatGPハイクラスという事業です。画一的な働き方にあなたを当てはめるんじゃなくて、あなたのための仕事を探そうよ。そんな気持ちで立ち上げました。まさか自分が事業責任者になるとは、入社を決めたあの時思ってもいませんでした。

うまくいったことも、全然できなかったことも沢山あるのですが、この経験を通じて「”社会問題”や”新規事業の立ち上げ”って聞くと仰々しいけれど、そこまで遠い存在じゃないのかもしれない」と強く思うようになりました。
誰もが日常で抱く違和感や、小さな問題意識。
みんながこういった感情を大切に、一歩を踏み出せば少しずつ社会はいい方へに向かっていくと信じています。


これから目指すこと

「やりたいことが全く分からなかった」あの時から比べれば、少しは見通しがクリアになってきたように思います。ただ、自分の人生全てを突っ込んで成したい夢があるかといわれたら、まだまだ道半ばだと思っています。

今僕が目指していることは2つです。

1つは、既にやりたいことがある、夢を持った人たちの力になること
こういった方々はより良い社会を創っていくために不可欠だと思っています。何か力になれるように、応援できるように、自分ができることを増やしていきたいと思っています。人事のMGRという立場にいる今は、採用・研修・制度設計なんかがダイレクトにつながるところだと思い、本業に臨んでいます。

もう1つは、やりたいことがよくわからない凡人だけどなんか頑張りたい。そういった人たちと一緒にもがいていくこと。傷をなめあうんじゃなく、少しずつ一緒に前に進んでいけたらいいなと思いますし、自分のキャリアや現在地、悩んでいることだって、肥やしになるなら喜んで発信していきたいと思っています。

ではでは、今回はこんなところで!
この投稿が少しでも素敵な出会いにつながりますように!!


いつでもご連絡ください^^

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