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【大人の読書感想文#1】20代を無難に生きるな

この記事を特に読んでほしい人

ベタなタイトルを冠したこのコーナーには僕と同じ悩みや境遇を持つ人に向けた内容を意識しています。

  • 職場で思うように評価されなくて悩んでいる

  • 自分に自信が持てない

  • 何か行動を起こしたいけど、どうしたらいいかわからない

「読書感想文」と銘打っていますが、読書を通じて僕が感じたことや自分の経験や考えに照らし合わせた僕なりの解釈を織り交ぜていこうと思います。
漠然と悩むあなたが一歩でも前に進めるヒントになればこの上なく幸いです。
が、違うと思えば読み飛ばすのもよし、違う意見や感想も大歓迎です。
あなたなりの解釈があれば是非教えてください。




学んだこと

この本を通じて学んだことは主に2つ

  1. とにかく行動

  2. 先人への尊敬と感謝

これらの2項目をさらに細分化しつつ解説していきます。

とにかく行動

「とにかく行動」
20代はこれに尽きると思います。
ではなぜ行動することが大事なのか。

答えは至ってシンプル。
行動する人にしかチャンスは訪れないからです。
とにかく打席に立つチャンスを増やすための努力に勝負がかかっていると言ってもいいでしょう。

打率1割の打者は100打数10安打ですが、1,000打席に立つと100安打です。
ただ多くの場合1,000打席立つ間に打率は2割3割と上がって行きます。

だから平等に与えられたチャンスは積極的に手を挙げるべきです。
例えば、講演会での質問コーナーです。
大抵の人は遠慮しがちですが、周りが一歩を踏み出せない機会こそ絶好のチャンスです。
「あなたにとって勇気のいることは人にとっても勇気のいることだ。
あなたびとって恥ずかしいことは人にとっても恥ずかしいことだ。
あなたにとって難しいことは人にとっても難しいことだ。」
本書でもこう述べられています。

僕自身、新卒で配属された部署から社内公募の求人に手を挙げて行きたかった部署への異動を経験しています。
社内で新規事業のマーケティングをする部署なので同期や社内の知り合いに羨ましがられましたが、蓋を開けてみると同期の中で応募したのは僕だけでした。
様々な事情や背景があると思うので本当に全員にチャンスがあったとは言えないかもしれませんが目の前に自分の待ち望んだチャンスがあるのであれば迷わず飛び込むべきだと思います。もちろん異論は認めます。

逆もまた然りです。
大学のゼミでゼミ長を決める機会があり、その時は立候補制でしたが成績が周りに比べて低いという理由で自身のなかった僕はゼミ長を諦めてしましました。
手を挙げるだけならタダなのに。

社内異動の話はこの時の教訓を糧にして行動した結果でした。

この記事を書いているのも「行動」の一つだと思っています。
最終的なゴールとして「発信する」を仕事にしたいと考えている僕にとってこの記事を書いていること自体が打席だと考えています。

この記事を読んでいるあなたにはぜひ自分のやりたいことに向かって行動することを諦めてほしくないです!!!

そのために大事なマインドが2つあるとこの本からは新たな学びを得たので紹介します。

  1. 恥を捨てる

  2. 芯を持つ

20代のみなさんは恥をとっとと捨てましょう。
恥と言っても打席に立つ際に障壁となる恥です。
何事も最初は誰だって素人です、イチローも大谷翔平も生まれた時から野球が出来た訳ではないですし挑戦する機会はみんな平等です。
はじめから上手くいくわけない、失敗してもネタになる。
本書にはそう書いてあったので僕も今日からこの教えを胸に挑戦を続けようと思います。

もう一つ「芯を持つ」大切さも本書では述べられていました。
上司と合わないと感じているあなたは特に意識してください。
職場の雰囲気を壊さないために部下の役割を全うしているあなたはナイス判断です。
サラリーマンのあなたは基本的に職場では上司に従うのが吉です。
ですが心のどこかでは自分の信念を燃やし続けてください。
野望を抱いてください。
そして上で述べたことにも例外があります。
保身を考えている上司には反論して問題ありません。
ただリスペクトを忘れずに。
それで誰もあなたの味方をしない職場であれば見限って転職や異動でご自身を守ってください。
自分はどうしたいか、どう思うか、自分の行動と思考に責任を持てる。
20代とはいえ大人なので僕もこれは今後強く意識して生きていきます。

先人への感謝と尊敬

先でも述べた通り成功には経験値が重要です。
経験を得るためには、打席に立つためには自分で掴みにいくチャンスもありますがそれでは打席数が限られます。

サラリーマンでも個人事業主でも「仕事」は誰かの役に立っていることが大前提となります。
本書では水の流れに例えられていますが、多くの場合「仕事(=チャンス)」というのは上から降ってきます。
つまり誰かがあなたに依頼します。

ここで大事なことは2つあります。

  1. 仕事を選り好みせずも求められることを全力でやる

  2. 年上に可愛がられる人になる

1つ目を聞くと
やりたいことをやれと言われているのにやりたくないこともやるなんて矛盾じゃないか。と思うかもしれませんが「今」に集中することの重要性も本書では述べています。

実際、僕の経験上そう感じたことは多々あります。

新規事業部門に配属されてまもない頃、「カスタマーサポート」を担当することになりました。
「マーケティング」ができると期待して来たのに。と少し思うことはありましたが僕は全力でカスタマーサポートの改善に打ち込みました。
経験したのはものの3ヶ月ほどでしたが、その中でも学んだことは多くあります。
例えば、売上向上に欠かせない「リピーター」が離脱しないためにはカスタマーサポートの充実が不可欠だということです。
裏返すと不十分なカスタマーサポート体制は顧客の離脱につながるということです。
せっかく立派なマーケティング戦略を打って獲得しても離脱されては事業が継続しません。
またカスタマーサポートには購入検討をする顧客の疑問に応える役割もありましたがこれらが上手くいくとそのまま購入につながります。

すなわち、当初マーケティングではないと思っていたカスタマーサポートも立派なマーケティング戦略の一部だったのです。
この事実に気づいた時からどんな仕事でも自分のやりたい「マーケティング」とどう繋がっているか意識するようになりやるべきことが見え成果に繋げることが出来ました。
「全力」を出すことの必要条件として「好きなこと」が挙げられますが「好きなこととの関係性」を意識することが目の前の仕事に全力で打ち込むための「コツ」かもしれません。

話が逸れましたがここで伝えたかったことは、任された仕事を全力で遂行する
「素直さ」が上司や先輩からの評価に大切だということです。

そして僕は世の中のどんな仕事も尊敬するようになりました。
ホワイトカラーでもブルカラーでも世の中に役立っていない仕事などありません。
自分が生きている世の中を作ってくれて守ってくれた恩人と思って接することによって自ずとその気持ちが相手にも伝わって上司、同僚、取引先との仲も良好になり好循環です。
自分を尊敬する若者を蔑ろにする人などいません(私の経験上)
レッツ「感謝」と「尊敬」

先日、東海道新幹線の保守点検車両が線路上で衝突事故を起こし始発から終電まで運休やダイヤの遅れなどが起きるという出来事がありました。
そして私はその日、きちんと影響をうけ帰宅難民になりました。

ですがこの出来事から世の中に当たり前など無い。
と再認識させられました。
日本のインフラは世界一と海外育ちの友人が言っていましたが、これからもインフラ業界のみなさんに感謝して1日1日を過ごそうと思います。

最後に

ここまで読んでくれた方
本当にありがとうございます。

本を読んで感じたこと気づいたことをありのままに書いたに過ぎないお粗末な内容かもしれませんがみなさんのキャリア、ひいては人生の一助になりましたらこんなに嬉しいことはありません。

今後もよろしくお願いします。



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