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リセット品を受け取ってもらう話(その2)

先日手持ちの荷物を最小限にするために、生肉を含む空揚げの材料を受け取ってくださる方をSNSで募集し、無事受け取ってくださるという出来事を体験した。

まずこちらをお読みください👇

実際にTさんにお会いしてきて、リセット品として空揚げの材料一式を渡してきた。受け取ってくださってありがとうございました。

これに合わせて、醤油、鶏肉、ニンニク、生姜など。

上にリンクを貼った投稿先の最後に、「受け取る人が現れることは、旅の中でふいに訪れる出会いのようなものだ。今回も思いがけない方が連絡をしてくれたおかげで、いいリセットができそうな予感がしている。」と書いたのだけど、会ってみた相手も似たような感覚を抱いていたということを知った。

Tさんには10年ぶりくらいにお会いしたのだけど、ありがたいことに、ここ数年、会うところまでは行かずとも、時々私の投稿を見てくださっていたらしい。このことに私は微塵も気づいていなかった。むしろ、大学の頃の私は荒れていて、相手に失礼なことを言ってしまった気がしていたので連絡ができていなかったのだけど、今回リセット品の受け取りということをきっかけに再会することができたのだった。

リセット品を巡らせるということも、受け取り先が現れないことにはどうしようもない。そういう意味で、「出会う」ということが欠かせない。今回の件で興味深かったのは、リセット品を巡らせるということはそれほど重要なことではなかった。相手の方にいつか連絡を取ってみようかという気持ちが時々浮かんでいたらしく、今回たまたま京都市にいるという三浦の投稿にピンと来たということだったらしい。リセット品というくくりを作ってみて、とりあえずの走り始めはいい感じだ。リセット品はあくまで、手元から手放してリセットしたいものが生じた時にお知らせとしてSNSに投稿しようと思うのだけど、そもそも出会いたいと思ってもらえるように自己の器を磨いていきたいと思った。

リセットをすることはこれからの私の活動の鍵だ。手放しの流れを生むことに引き続きトライしていく。

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