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ワーク・ライフ・ミックス、私の場合(逗子滞在: 8月10日夕方〜11日朝)

小布施での脳内りんご大爆発を経て、関東にやってきた(戻ってきた)。次はどこに行くんですか?と問われたら「流れ次第でどこへでも」と返す。とはいえ予定が入ることもあって、まさに今回は8/10と8/11に関東で予定が入っていた。

東京を経由して逗子へ。逗子で合流したのはT家だ。T家のご夫婦のお2人は会社を経営してらっしゃる。Tさんが創業して、Aさんが後にジョインした形で、結果的にTさんとAさんは一緒に働いているという形になる。ただ「家業」かと言われると少し首を傾げる。世の中で誰もが知る大企業さんをも相手にクライアントワークをしている会社に成長しつつあって、事業拡大期だ。組織人のTさん、Aさんという人格というよりも、Tさん、Aさんと関わっている感じがする。組織人という被り物に囚われていないお2人が好きだ。

私は大いにTさんとAさんに本当に助けられている。それはお仕事を作って下さっているという意味だ。24年の1月から時々オンラインでアルバイトをさせてもらっている。いろいろ試した結果、作品制作をしながらオンラインの仕事をすることができるということがわかり、そのおかげで仕事を継続することができている。お2人が組織人という感じではないので、私も気負って組織人という感じにはまり込むことはない。会社に関わり、経済主体の私のふりをしている。自分の中では働く時間は、縫い物の時間でもある。縫い物をする創作主体の方が大きく、経済主体はサブの立ち位置だ。「それでいいよ」と言って下さるお2人のあり方に日々助けられていると思う。

この日、お2人が夜ご飯に招いて下さったのだけど、他にもゲストがいた。なんと年齢は21歳と22歳らしい。中学生の時に起業したという起業家さんたちだ。めちゃくちゃエネルギッシュよね。すごくしっかりした言葉で事業や作りたい世界のことを話す彼らはとってもまぶしく、本当に楽しい時間だった。

彼らの会社の名前は「novact」。

novact(ノヴァクト)は対話とプロトタイピングで、
新たな価値をデザインする集団です。

身体とテクノロジーを駆使し、経済的な価値観だけでも文化的な価値観だけでもなく、そのちょうど間を縫いながら思いを事業に変え、生活圏のように少しずつ事業を重ね広げていくことを構想しています。

生活の中から文化が育まれ、文化から商売が生まれる世界観が、今の時代にあった形でつくっていけることを信じています。

novactだけでは不可能なことは他者との協働で、対話とプロトタイピングを繰り返しながら多様な価値観を具現化していきます。

若いお二人のようなエネルギッシュな方々を邪魔せず、良きサポートができるようになっていきたいなぁと思った。2世代くらい下の年齢の彼らなのだけど、びっくりするくらいに博学だった。ほー!こうやって色んな方々とコミュニケーションを取っているんだな…!と多くの学びを頂いた。彼らを前にするともう若いとも言えない年齢だけど、私も私のやることをどんどん深め、良き流れを作り出すことができるようにチャレンジしていきたいと思う。

バリバリ仕事をして、経済的価値を生み出してらっしゃるTさん・Aさんとnovactのお2人。意外にも幽玄会社の話やアートプロジェクトの話も楽しんでくれた。聞いてくださって、ありがとうございました!

そんなこんなで、夜ご飯を頂いて、そのまま泊まり、次の日に庭の草むしりをして、朝ご飯を頂いて、経済についてディスカッションして遊んで、出発。

novactの皆さんにも住んでいる古民家オフィスに泊まっていいよ!と言ってもらった。関係が生まれ、泊まる家の見込みが増えたね。ありがたい。

良き縁が起こる流れに混ぜてもらえることは生存につながることを実感した日になった。

今日も生存できて何よりだったー!


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