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未来のためにできること。

大きく銘打ってみたはいいが、私はこれといって何を所有するでもない凡人なので、自分の生活に落とし込んで考えてみよう。

SDGsと言えば、巷ではよくプラスチックストローの是非だの、ビニル袋の是非だのを耳にする。プラスチックストローは、海洋生物に突き刺さるのが問題なら、リサイクルされれば問題ないのでは?とか、ビニル袋は市区町村指定のごみ袋を購入させればいいんじゃないのか?とか批判的な素人目線ならば誰でも持つことができる。

ただ、それだけでは普通のクレーマーになってしまうので、今自分なら何をするかを考えなくては。例えば、自宅には庭があるから、少しでも多くの草木を植えることなどはどうだろうか。温暖化を毎日実感せざるを得ない猛暑を過ごしていると、とにかく日陰や植物が必要なんだろうなと思うから。いやしかし、今の戸建てから出なくてはならない予定がある私のことだ。庭のないマンションに住む可能性があるんだから、その場合は鉢植えとかのガーデニングに舵を切れば良さそうだろうか。

あとは、そう、サステイナブル。これもよく聞く単語だ。日本語に訳して「持続可能」。ということは繰り返し使用可能という意味で、私の身辺に落とし込むなら、衣服あたりが良さそうだ。まあまあ品質の良いデニムを数年、できれば何十年と着るといったことか。

ふむ、他には何だろう。そういえば私は、以前に自分の苗字にある生物の漢字が含まれていることを理由に、生物を保護する団体に寄付していたことがあった。これもある種、未来のための活動になるはずだ。

あとはそうだ、衣服の廃棄が大量になっているという話をニュースで見たことがある。あれを上手いこと何かのプロジェクトを立ち上げれば、、、

・・・いかん。考えれば考えるほど、規模が大きくなりすぎる。掲げる目標があるのは良いと思うが、達成できないレベルでは意味がない。何せ私は一般人だ。未来のために、一般人ができること。それは、まず自分に何ができるか、いつまで継続できるか。その範囲を明確に定めることが肝心だと考える。

私の場合は先述したように、ひとまず今ある服の中から、長く着られるものを探して何度も着ようと思う。またそれに合わせたコーディネートをしたい。しかしこの計画には一つ問題点があって、私の体系がサステイナブルでいなくてはならない、という非常に達成困難な目標がある。

これらを踏まえると、「自分に実行できる範囲を定めたうえで、それを実現するための障壁を乗り越えること」こそが、個人が未来のためにできることで、一番の近道なのかもしれない。

早速、明日はしまってあったデニムを出してこよう。
あとは、体重計の電池が切れているから、それも復活させてやらねば。

#未来のためにできること

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