えらそーに知識披露したところで売れるわけもなし

「セミナーのご案内です」。某保険会社から電話がありました。

内容の案内を聞いて、もしかして○○って名前の人？と確認してみるとやはりその方。その人あっちこっちの保険会社で、最近セミナーをしているご様子。

私も1度聞いたけど聞いてもなんの参考にもなりません、なぜならこの講師は保険屋であるものの医療のコーディネート会社もやっているからです。その立場でがんの治療と保険の話をすれば売れるのは当たり前。

セミナーで聞いただけの私が、がんの治療の実情を聞いて話ししたところでお客になにか響くわけもなし、だってどっかで聞いてきた薄っぺらい知識を披露するだけのことですもの。

保険会社はそれが販売につながるかと思ってこの手の企画をするのでしょうが、さすが販売力のない保険会社だけのことはあります。がんの治療費がいくらとか最新の治療とは、なんてどうでもいい話です。

私は子育て終了した保険屋です。がんの治療がどうこうより、「子育てで男の子と女の子どっちがお金掛かると思います？」と言ったほうがよっぽど保険が売れます。

自分の武器で戦えばいいのです、使いこなせない他人の武器で戦うことはありません。

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