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ネットで保険見積もりはまだするな

ネットの情報は話半分、だいたい匿名のものなぞどの立場でどこの誰の情報なのか全くわからないのでお客さんに説明することも多いです。

火災保険の見積もりサイトなどとんでもな話で、まともな担当をつけないとろくなことがないという事をお話します。

この見積もりサイトは選ぶ際の基準もない、だから一番金額の安いのを選ぶことになる。この数千円の差が実はとんでもない差であることの説明は一切ない。見積もりはAIもしくはどっかの誰かが見積もってただ安いだけの設計を提示するからである。

そしてお客さんはただ安いだけの火災保険に入ることになるのだが、「これがないとこういう時に何ももらえないのだがなぜこれつけてないの?」と2つ3つ質問すると頭を抱えだすのです。

そりゃなんでもかんでも特約を外せばそうなるわけで、それでいてどうでもいい特約がついていたりするところがダイレクト系の笑えるところ。

例えば地震保険、3月に県外から引っ越してきたというお客さんの火災保険には地震保険がついていない。私の居住地宮城県は名物と呼べるレベルに大地震があります。なぜつけてないの?という話だがネットで保険を掛けたとのこと。

ネットでは地震は建物価格の半分しかもらえないからというが、それはとんでもない話。地震のたびに全損なぞあるわけがない、みな一部損なのである、それもちょこっとレベルで。私のようにマンション住みであれば共有部分で一部損で保険金が出れば、もれなく専有部も一部損認定で被害がなくてももらえるのである。

私はマンション済みで実際に
1,000万円(火災保険の建物評価額)×50%(地震保険は火災の半分)×5%(一部損)=25万円(地震保険の保険金)
を保険会社からここ数年で2度もらえている。

さらに家財保険である、これは特に戸建ての木造のほうが中が毎度毎度ぐちゃぐちゃになるのである。それを写真に撮っておけばいいのである、特にテレビやその他大掛かりなものが倒れれば被害は大きいのである。

そしてその方の保険は一番請求が大きいであろう特約の、破損汚損がついていない。子どもが棒振り回してガラス割ったとかテレビひっくり返して壊れた、その類で請求できる特約である。

私の家では戸棚のガラス壊したり、食洗機ひっくり返してどちらも保険金で10万円程もらっている。火災保険で請求が多いのはこれである、一度知った人はちょいちょい請求をするこの特約、近々免責5万円が付くようであるが今のところはフリー。

でこのおいしい特約が付いていないのである。保険会社に確認するとパッケージ商品なので破損汚損は最初から無いのだそうである「それは保険会社が払いたくないからか?」と質問したらˉ̞🤪である。

他にも求償権とか水災とか外せば安くなるが請求の時に困るよ、という実例を話せばみなそれは必要だとなるのである。

ネットを見るとどこの誰かわからない人がいい加減なことを無責任に書いているが、保険は1年で半分3年で90%が消える業界ですから保険屋を恨んでいる人間は大勢います。

生命保険の募集従事者は約120万人、損害保険の募集従事者数は約200万人で圧倒的に損害保険の保険屋が多いのですが、実は銀行などの金融機関が住宅ローンついでの火災保険販売、カーディーラーや整備工場のついでの自動車保険、不動産屋の契約ついでの火災保険の副業代理店が多いことにあるのです。

運転免許と同じでカンニングOKのどこの誰が受けても8割合格するのが損害保険の販売資格なので知識なんかありゃしないのです。この200万人の損害保険の募集人の中で実際に損害保険会社の研修生上がりなんかほとんどいません。

ちなみに担当がいようがいまいが保険料は全く変わらないんですがね。

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