脚本家に営業経験者はいないのだろうかといつも思う話

北川景子主演ドラマ「女神の教室」を観ています、ロースクール講師の北川景子が生徒に模擬裁判をやらせるシーンがあったのですが、今回はそりゃ違う。

一人親方が下請けの仕事中に転落、1ヶ月後に死亡。遺族が元請けが転落防止ネットの設置を怠ったから1億よこせとかと訴えたが元請けが拒否というお話。

今どき建設は公的労災保険の上乗せ保険（民間の保険）掛けてある、特にそれが何次受けであろうと1次受けまで責任があるとの判例が出ているので掛けていない業者なぞ無い。

加えて一人親方でもそんな理由で保険を掛けていなければ下請けに入れてあげない。さらに民間の労災保険は使用者賠償責任保険がだいたいセットなので死亡事故でも保険で対応して終わり。

「従業員さんは、元請けさんに世話になったからと訴えはしませんが、ご家族は別ですよ。だって元請けの社長の顔知らないんだから情もないでしょ。ですから訴えてくるのはどこもご家族なんですよ、遺族や弁護士が会社に乗り込んできたり、裁判とか面倒だと思いません？？？」

ＡＩＵ損害保険で散々ロープレやらされたわ、建設で労災の上乗せ保険、一人親方で傷害保険掛けてないわけないでしょ。いつの判例だよ。

結論
ごめんで済んだら警察はいらない、保険で即大枚払って終了、ぶっちゃけそういうことなんですよ。社長この労災保険+賠償保険やります？