うまくいかない原因が違う

米が不味いと嫁が言ってきます。令和3年産のななつぼしという銘柄です。

ネットではうまい、まずいと半々くらいの評価なのですが、嫁の評価はボロクソです。ただ私には気になることがあって、農業の方にお米をわけてもらうこともあるのですが最近期待値をなかなか上回ることがありません。

我が家の炊飯器ですがひっくり返すと2001年製と書いてある、もう20年も前の製品です。炊飯器にはマイコン型、IH型、米が非常にうまく炊けると評判の圧力IH型と高性能高価格の製品もあります。

5万円以上の価格帯の圧力IH型ですが、アイリスオオヤマ製で12,000円で販売されているので、メーカーはちょっと引っかかりますがこの程度の価格ならと高性能高価格帯の炊飯器のお試しで買ってみました。

届いてみると非常に思い、炊飯器の内鍋が今までの何倍もありずっしりきます。確かに炊き上げ方もいろいろな選択肢がありますが、とりあえず無洗米でスタート、それも1合だけ。

1時間ほどして炊きあがりました。で結果は「今までと全然違う」米が一粒一粒はっきりとしており糊のようになっていない、しかも甘さを感じる仕上がりです。

とうことで不味いのは米ではなく、炊飯器が限界をむかえていただけである。内鍋もテフロン加工が剥げているし加熱部分もさびなのか汚れなのか真っ黒である。

炊飯器を変えたところで不味いのは米だと言い張っていた嫁であるが、原因は炊飯器であることに納得したようである。普段炊飯器を使うのは嫁であるから米犯人説から頭がシフトしなかったのであろう。

世の出来事も本当にそれが原因？というのほじくってちっとも前に進まないケースも多々ある、大体は思い込みが原因だったりする。

なんにせよ20年も使った炊飯器は、もう引退である。

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