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何歳からでも「柔道家」になれる

「ルール改定で帯から下を掴むことができなくなった時に、どう対応したのか知りたいです。」
「柔道を通して『世を補益』するとは、具体的にどのようなことか教えてください。」

これらは、柔道初心者の方からのご質問です。質問のレベルがあまりにも高くて驚きました。咲柔館に見学や体験に来られる大人の方の多くは、柔道に飢えています。中には「未経験者を受け入れてくれる道場を3年間探し続けたんです!」という方もいらっしゃいました。

最近は、動画やSNSを活用するなど、様々な形で柔道の普及活動が行われています。私も柔道をする人をもっと増やしたいです。そのためには、間口を広げる必要があります。つまり、「柔道選手」だけではなく、「柔道家」も増やすということです。


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海外の方も「柔道家」に憧れています


「水泳」をやられている方の全てが「競泳」でトップを目指しているわけではありません。柔道も同様で、試合ではなく柔道そのものを楽しみたい、という方も多くいらっしゃいます。「柔道選手」ではなく「柔道家」ならば、何歳からでも目指すことが可能です。「柔道家」とは、熟練者だけを指す言葉なのでしょうか。私は、小さな子どもでも、白帯の大人でも、柔道精神の理解、実践を志している人を「柔道家」と呼んでいい思います。もし抵抗があるならば「柔道愛好家」でもいいです。ご自身の年齢やライフスタイルに合わせて「生涯柔道」を楽しむ方を増やすことも、柔道人口拡大の鍵だと考えています。

もちろん、大人の男性だけではありません。柔道をやってみたいという女性や、柔道部がない中学生や高校生の皆さんも、1度柔道を体験してみませんか?咲柔館は、柔道をより親しみやすいものにするために、海外の柔道、他の武道やスポーツからもヒントをもらい、安全で楽しい稽古メニューの工夫、道場の明るい雰囲気作りに努めていきます。


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