千段の石段を昇ってわかった44歳の体力~体の動かし方講習の下見に行ってきました~
「いつか富士山に登ってみたい」。山登りの経験は2度しかない私ですが、こんな夢を持っています。先日、富士山の登山ガイドをされている方とお会いする機会があり、普段どんなトレーニングをされているのか教わりました。
登山の日程が決まると、その1週間前に栃木市にある「あじさい坂」(太平山)を昇り、筋力の向上を図るそうです(1週間内に3回)。これは、コンディションの確認も兼ねており、「60分以内に3往復」が富士山ガイドを安全に行うために必要な体力とのこと。ちなみにあじさい坂は約千段。1往復20分というのはかなりのハイペースです。
実は、あじさい坂は私にとって青春の象徴なんです。高校時代、全国大会出場を目指して朝練習でよく昇っていました。特に高校2年の10月から高校3年の夏の大会が終わるまでは、ほぼ毎日昇り続け、脚筋力と心肺機能がかなり向上し、同時に忍耐力や自信もつきました。
そんな思い出深いあじさい坂ですが、最後に昇ったのがいつかは覚えていません。確か40代になりたての頃だったような…。「44歳の今、昇ってみたらどうなるだろう」と思った私。「富士山への第一歩になるかもしれない」ということで、早速挑戦してきました。久しぶりに千段を昇り降りした感想は以下の通りです。
〈昇り〉約18分
・約3分で大腿四頭筋(太ももの前面)がきつくなる。
・約5分で息が上がり出す。
・1分程度の休憩を2回入れ、脚パンパン、息ぜーぜーでゴール(太平山神社)。
〈降り〉約10分
・太ももの疲れからか、足首がふらつき、1度だけ足を踏み外しそうになる。
・降りきった時の達成感は最高!
自然の中を歩くと気持ちが良いですね。やっぱりあじさい坂はいいなあ。ただ、今回昇ってみて、体力の衰えをかなり感じました。高校生当時は、100㎏の身体で走って昇り降りしていました。30代中盤までは、なんとか走って昇ることができましたが、今走ったら50段くらいで動けなくなりそう…。富士山への道のりはかなり遠いです…。
富士山のためだけはでなく、生涯柔道のため、そして、いつまでも元気に生活するためには、何かを変えなくてはいけません。それは単に筋肉をつけるだけでなく、「体の上手な動かし方」も同時に身につける必要があると感じています。
実は、今回あじさい坂に行ったのには、自分の体力を知るためだけではなく、もう1つ目的があります。それは、10月に開催する体の使い方に関するイベントの下見です。
10月5日(土)に「中高生・大人クラス」の準備体操と補強運動を考案された山口敬志さん(スポーツトレーナー)が、咲柔館でイベントを開催します。その名も「快適な身体で日々を快適に暮らそう〜階段や山を登ると膝が痛くなりやすい方の股関節の使い方〜」。
以下、山口さんからのメッセージです。
【こんな方に向いています】
・動くと膝が痛くなりやすい方
・快適な動き方を身に付けたい方
・自然を感じたい方(あじさい坂&太平山)
・熱い人(山口さん)と接して心を発動したい方
※中学生・高校生から大人の方まで、何歳でも参加できるイベントです。
本イベントの詳細・お申し込みはこちらをご覧ください
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山口さんの講習を受け、どのような変化が起こるのかとても楽しみです。皆さんで一緒に体の上手な動かし方を学び、あじさい坂を元気に登ってみましょう。きっと人生を豊かに、元気に送るためのヒントが沢山見つかると思いますよ。皆さんのご参加を心よりお待ちしております。
太平山神社から筑波山が見えました。富士山ガイドの方いわく「富士山を登るために、まずは筑波山を登りましょう」。
筑波山が「こっちに来いよ~!」と呼んでいるような気がしました。トレーニングを少しずつ重ね、夢を叶える準備として筑波山に挑戦してみたいです。
「柔道をやることで、人生はより豊かになる」
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館
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