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柔道場の外でも柔道家

 「どこでも自然と靴を揃えるようになったんです。」ある保護者様から嬉しいご報告をいただきました。もちろん、こうした習慣は柔道場での教えのみではなく、ご家庭や小学校でのご指導があってこそ身についていると思います。習慣は、色々な人(大人や上級生)の姿を見たり、様々な場面で繰り返し教わりながら身についていきます。その機会の一つとして、柔道場が役立てたことをちょっとだけ誇らしく思っています。

 柔道場の「中」での経験を、柔道場の「外」で活かしてほしい。これが私にとって1番の願いです。それは小さな生活習慣も含みます。靴を揃える、道具を大切に使う、元気に挨拶をする、心を込めて礼をする、といった習慣は、「自分と周りの人が気持ちよく生活するため」に大切なものです。これは柔道の「自他共栄」の精神にも通じます。

 生活習慣は、何度も何度も繰り返すことで少しずつ身についていきます。これは、柔道の技や受身と同じです。技術習得と同様に、①根気強く繰り返すこと、②その意味も理解すること、の2つを心がけ、ゆっくり、じっくり良い習慣を子ども達に伝えていきたいと思います。
 「柔道場の外でも柔道家であること」を目標とし、これからも日々の稽古を行っていきます。

「柔道をやることで、人生はより豊かになる」
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館


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