2021年のスタートで感じた「人と人とのつながり」
1月5日、初稽古の日に大きなお花が咲柔館に届きました。なんと、約20年ほど会っていない大学時代の友人からの贈り物です。
まず、その友人から元日に年賀状が届きました。
久しぶりの挨拶。私が道場を開館したことを、たまたま「ネットの海」の中で発見したということ。昨年出演したテレビ番組を観てくれたこと。陰ながら応援している、今後もサイト更新をマメにチェックする、というエール。葉書には、大学時代と変わらぬ熱い言葉があふれていました。
そして、年賀状が届いた4日後、開館時間に合わせてお花が届いたのです。この友人の粋な計らいには、感動しました。大学を卒業して以来、お互いに連絡はとっていませんでしたが、またこうしてつながることができ、本当に嬉しいです。このコラムを書き、ホームページを更新し続けてきたお陰で、こんなご褒美があるとは夢にも思いませんでした。
稽古に来たお子さん達は「すごーい!」と驚きながら、きれいな花々を見上げています。このお花のいきさつを子ども達にも話しました。「友だちというのは、時間が経っても、場所が離れても友だちなんだよ」。私にも幼い頃から一緒に柔道をやってきた友人がいます。咲柔館でも、一生付き合えるような友情を沢山育んでいきたいと強く思いました。
現在は、人と人とが直接会ってつながりを感じることが難しい社会状況です。しかし、2021年の始めに友人は教えてくれました。直接会えなくても、ITや葉書やお花を通じて、人と人とが温かい心で通じ合えるということを。
2021年のスタートからすごく元気をもらいました。友人と直接会って、大学時代のこと、お互いの20年間を笑顔で話せる日が来ることを信じ、今年も少しずつ前に進んでいきます。
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