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柔道場で感じる子どもの成長

 息子が産まれてから約1年半になります。毎日接していると気づかない小さな変化も、撮りだめてきた写真を見返すと、よく分かります。たった1ヶ月前でも、表情や仕草が大分変違うものです。まして、半年前、1年前となると、驚くほど成長しています。子どもが大きくなるのは本当に早いのですね。

 咲柔館の開館当初から柔道を続けているお子さんたちが今月昇級し、帯の色が変わりました。久しぶりに彼らが入塾した当時の写真を見返しましたが、小学3年生だったあの頃はまだ幼さを感じます。2人ともこの3年間ですっかり体が大きくなり、柔道衣も新調しました。力が強くなり、色々な技を身につけ、柔道精神もしっかりと学び、柔道家として立派に成長し続けています。
 彼らが入塾した頃は、コロナ禍の影響で、相手に「近づけない」「組めない」、そして「マスクで顔の半分が見えない」「大きな声で話せない」とないないづくしの稽古でした。そんな時期にも関わらず柔道を始めてくれたことに改めて感謝しています。困難な時期も前向きに柔道を続けてきた彼らなら、きっとこれからもたくましく成長していくでしょう。

 子どもは日々成長しており、その変化は大きなものばかりではありません。「挨拶の声が少し大きくなった」「自分でズボンのひもだけは結べるようになった」「幼いお子さんに声をかけてくれるようになった」「一桁の暗算ができるようになった」「足技のタイミングがたまに合うようになった」、そんなお子さんたちの「小さな成長」を肌で感じ、気づき、誉めてあげられる、そんな先生でありたいと思います。今日もどんな成長に立ち会えるのか楽しみです。

「柔道をやることで、人生はより豊かになる」
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館

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