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柔道の「入口」を広げよう

 昨日(5月3日)は、子どもクラスイベント「友だち交流会」を開催しました。参加対象は、咲柔館の塾生と柔道をやったことがないお子さんたちです。このイベントでは、柔道の魅力を伝えると共に、道場という場所を好きになってもらうことを大切にしています。実施した内容は以下の通りです。


【実施内容】
・柔道のかっこいい「礼」をやってみよう
・大きな声で「返事」をしてみよう
・気配ストップゲーム
・バナナオニ(オニごっこ)
・チューブよけゲーム
・「受身」で身を守ろう
・「大外刈」で相手を守りながら投げてみよう
・カルタ取り
・「強さ」とは何か考えよう(勝つと克つ)


 わーわー、きゃーきゃー楽しむ部分と、無言で真剣にやる部分をだいたい半分ずつ。お子さんたちは、それぞれのメニューに応じて気持ちの切り替えしっかりとしていました。これは、柔道場という「場の力」のお陰かもしれません。体だけではなく、頭もいっぱい使った2時間。昨日はぐっすり眠れたことでしょう。

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 多くのお子さんたちに柔道の素晴らしさ、面白さを実感してもらいたい。私はそう考えています。しかし、柔道は多くの方たちにとって身近なものではないのかもしれません。昨年12月に全日本柔道連盟のブランディング戦略推進特別委員会が、社会における柔道のイメージを把握するため、オンラインアンケートを実施しました。その中で、柔道に対して「親しみやすい」と回答された方は、全体の2.7%。多くの方が、柔道の入口は狭く、一部の人だけがやるもの、観るものというイメージを持たれているようです。とほほ…。



 柔道場は楽しいところ。まずは、お子さんたち、保護者の皆さんにそのようなイメージを持ってもらいたいです。そのためにも、道場で遊ぶ、学ぶイベントをこれからも続けていきます。柔道場で笑顔になってほしい。柔道家を増やして社会をよりよくしたい。それが私の願いです。
 柔道の入口を広げる活動を熱心に続けられている先生は、日本中に沢山いらっしゃいます。みんなで力を合わせれば、きっと大きな変化を生むでしょう。私も、少しずつ柔道の入口を広げていきたいと思います。柔道にご興味がある方は、お気軽に道場に遊びに来てください。



「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館


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