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Jキッズフェスタふり返り①(準備編)~菅野先生五つ子説~

 おかげ様で2月24日(土)のJキッズフェスタは、約100名の方(未就学児~高校生)にご参加いただき、怪我なく無事に終えることができました。改めまして、参加してくださった皆さま、ご協力・ご支援いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
 このイベントは、文武一道塾 咲柔館のこれまでの活動を集約したものと言っても過言ではありません。記録、記念としまして、開催に至るまでの経緯と準備、そして当日の様子を何回かに分けて記したいと思います。お時間のある方はどうぞおつきあいください。

 そもそも、このイベントは、宇都宮市の柔道教室「葵陽塾(きようじゅく)」さんと一緒に「親善試合を含めた小さなイベント」として開催する予定でした。計画を始めたのが去年(2023年)の9月頃。葵陽塾代表の菅野先生とカフェやオンラインで何度も作戦会議を行いました。
 最初は咲柔館のある栃木市内の体育館で開催する予定でした。しかし、会議を重ねる中で菅野先生が「実は、来年(2024年)2月24日ならユウケイ武道館(2022年国体会場)をおさえてあるんですが…」とご提案くださったのです。別のイベント用に予約されていたのに、なんと使用目的を変更してくだるとのこと。ご提案いただいた瞬間は、「両道場を合わせて参加者は30人くらいだけど大丈夫かしら…」と思いましたが、こんなチャンスはめったにないので大きな会場で開催することを決めました。



 会場の大きさに伴って、2人のやりたいこともどんどん膨らみます。「せっかくなので、他の道場さんにも参加を呼びかけますか」「広い畳の上で子どもたちを思いっきり遊ばせたいですね」「一流選手と交流をさせてあげたいなあ」「柔道クイズや柔道川柳もおもしろそうですね」といった具合に、作戦会議を重ねるうちに、気づけば当初想像しなかったイベントへと変化していたです。
 イベントの形が整い、いよいよ12月末から参加者の募集開始です。ここからの菅野先生の動きがすごかった。もちろん私も準備業務を行ったのですが、菅野先生の仕事の質の高さとスピード感には驚かされることばかりでした。
 参加者の呼びかけ、協賛金のお願い、メディアへの取材依頼、Googleフォームを活用してのスタッフ・視察応募、などなどイベント開催・成功に向かって、菅野先生はエンジン全開!言い出しっぺの私は、菅野先生がやってくださったことの確認やサポートばかり…。私が思い浮かばないようなアイディアと実行方法でどんどん準備を進めてくださいました。
 「1人で行けば早く行ける。みんなで行けば遠くへ行ける」とよく言いますが、「菅野先生と行けば早く遠くへ行ける」というのが一緒にイベントを開催した感想です。本来5人くらいでやる位の業務をお1人で行ってくださいました。「菅野先生五つ子説」「菅野先生忍者説(分身の術)」のどちらかしかないと思っています。


 私は会場の畳は200畳くらいかなあ、と考えていました。しかし、菅野先生はその想像を軽く越えます。菅野先生が作られた会場レイアウトを見てびっくり。なんと544畳。「せっかくなので沢山敷きましょう!」と笑顔でおっしゃる菅野先生。「こんなに敷けるかなあ…」と正直心配でした。
 しかし、イベント前日の準備では、葵陽塾の塾生さんや近隣の中学生の皆さん約40名でなんと1時間できれいに敷き終えたのです。普段からこの会場を使われることが多い皆さんとはいえ、本当にすごい早さでした。(この準備には、咲柔館の中高生・大人クラスの塾生様も遠くからかけつけてくださいました。ありがとうございました)。
 この他に、受付の設営、柔道クイズ用のモニター画面の設置、柔道川柳の掲示、など細かい準備も(菅野先生五兄弟を中心に)行い、あとは翌日の本番を迎えるばかり。いよいよ明日がJキッズフェスタ!ドキドキワクワクしながら、帰路へつきました。



 Jキッズフェスタは、葵陽塾さんとの共催でなければここまでの規模・内容のイベントになることはありませんでした。誰かと一緒にやることで生まれる化学反応って本当にすごい(何より菅野先生がすごい)。菅野先生、葵陽塾の皆さんと一緒に開催できて良かったです。本当にありがとうございました。
※次回は「柔道遊び編」です。

 
「柔道をやることで、人生はより豊かになる」
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館

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