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2015年12月の記事一覧
06.電子書籍の書き手・小説家菊池さん→リサーチャー小口さん
端的に申し上げますと、私は(書き手としては)「内容勝負」を心がけています。その手段、方法に関しては「大リークボール」とか「猫だまし」とか色々な評価、解釈もあるかとは思いますが、それらはそう受け止める人の思想や感性ゆえになのでしょう。
菊池道人(会員no.100)2015/12/12 10:25
「電子書籍の読み手と書き手の往復書簡」は以上です。
05.電子書籍の読み手・リサーチャー小口さん→小説家菊池さん
それにしても、不思議なことにオーケストラの演奏に聞き惚れて、人は惜しみなくお金を払う。歌舞伎見物で気分高揚して「成田屋〜!」「音羽屋〜!」なんて掛け声したら、もう満悦でお金を払う。ロードショー見に行って、映画館の暗闇の中でホロホロホロなんて涙流したら、満足してお金を払う。美術展に行って絵画の前で「フ〜」なんて詠歎してお金を払う。鑑賞するだけ、保存も出来ず、所有も出来ず、そういうことに対価が払われる
もっとみる04.電子書籍の書き手・小説家菊池さん→リサーチャー小口さん
小口さま
いつぞやは小生の電子書籍購入頂いたにもかかわらず、尊大な物言いになってしまい、大変失礼致しました。購読者の立場からのお話、大変勉強になりました。
最近、知人の紹介で初めて会った方から著書をいただきました。明治時代末期を舞台にしたノンフィクションですが、関係者の遺族に贈呈したところ、お礼の品を頂き大変感激したというメールを数日前に頂きました。紙の本にはこうした利点があるのだな、と今更の
03.電子書籍の読み手・リサーチャー小口さん→小説家菊池さん
青函トンネルで会いましょう > 菊池道人さんに答ふ菊池道人さま
早速に御唱和いただき、有り難うございます。
さて、同じ電子ブック推進派でありながら、私と貴兄との間にあるスタンスの違い。それは私も感じていました。ただし、貴兄がおっしゃるのとは全く異なる意味においてです。
一言で言いますと、貴兄はクリエーター、作り手の立場からの電子ブック推進派とお見受けします。クリエーターとしての可能性を広げる
02.電子書籍の書き手・小説家菊池さん→リサーチャー小口さん
Re: “努力”して、「開成」「灘」に行ってみようか!?小口さま
大変興味深いお話ありがとうごさいました。私も電子ブック推進派ということは以前に申し述べたとおもいますが、実は小口さまとは正反対のスタンスからなのです。と申しますのも、私ははっきり申しまして、文学的才能はなく、そうかといって他の業界に生きるにはもっと資質が乏しく、仕方なく物書きの世界の片隅にしがみついています。
そういう人間が生き
01.電子書籍の読み手・リサーチャー小口さんの独白
“努力”して、「開成」「灘」に行ってみようか!?中学三年の時の担任が性格破産者のような奴で(小生の独断ではなく、多くの卒業生がそう評している)、突如猛り狂ったかと思うと、よく机やいすを蹴飛ばしたり、チョークを生徒の顔に叩きつけたりしていた。
そいつが小生の顔を見ればいつも言っていたこと、「お前のように、能力がありながら努力しない奴が、俺は大っ嫌いなんだ!」
「能力」なんて、自分であるとも思わん