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演技の幅を狭くする「我」「固定概念(観念)」

今回は、演技の幅を狭くする「我」「固定概念(観念)」について綴ってみました。あくまでも演技をする際の参考というテーマで書いていますが、日常にも十分に活かせるものだと思います。
是非参考になれば!

■演技の幅を狭くする「我」「固定概念(観念)」

演じる事に情熱もあり、熱量もあり、やる気もある!
なのに何故か演技が、セリフが空回りしてしまう。
そんな人に多い傾向として
・我が強い
・固定概念(観念)が脱却出来ていない

この二つが原因である事が多い。今回はこの二つについてSHOJINなりに分解して解説し、攻略するアドバイスをお届けします。

まずはこの二つの一般的な解釈を色々資料をミックスして、ブレンドして説明してみます

■我が強い(一般的見解など)

・自分の意見を押し通す性格
・感情的になりやすい
・折れない
・アピールする
・自信がない
・認められたい

我が強い人は「常に自分が正しい」と思っているため、自分の考えに反する意見に対して強く否定したりします。自分の考えを押し通すことが自然なことだと考えているため、気持ちを抑えることなく、すぐに感情を表に出す傾向があり、自分が正しいと信じてやまないので、たとえ自分が間違っていたとしても自分から折れないことが多い。自分の意見が一番正しいと信じていて、相手の意見に負けたくないと意地を張るため自分と違った意見にはなかなか耳を傾けようとはしない。自分が正しいということを他人から認めてもらいたいという欲求から、自己主張が激しい傾向にあります。承認欲求の強さから周囲の注目を集めたいと考えているため、自分のアピールをすることが多くなりがちです。
しかし強気で負けず嫌いなタイプに見えますが、実は内心では人から拒絶されることをおそれている弱い部分がある可能性も
自分の主張を押し通そうとするのも、自分に自信がないことの裏返しかもしれません。自信のなさからくる不安や、自分の弱さを隠すために、あえて強気の発言をしていることも少なくない。
メンタルのもろさを周囲に気付かれないように、かたくなに自分の意見を押し通し、「強い人間」を演じているということもありえます。
自分の主義主張が正しいと信じているため、周囲から認められることを望んでいる傾向がある。
「自分の意見が優れていることを、他人に同意してもらいたい」という気持ちが強く、自分の意見をとにかく話したがるということも

なるほど、こうやって文章で再度確認すると、かなりヤバイ人の印象です。


■固定概念(観念)(一般的な見解など)

「固定概念」という言葉は、正式な日本語として存在しない。正しくは「固定観念」である。
『大辞林』第三版→固定観念=「心の中にこり固まっていて、他人の意見や周りの状況によって変化せず、行動を規定するような観念」という意味。自分のなかで凝り固まっている考えやイメージが、固定観念です。
概念→『ブリタニカ国際大百科事典』=「Aについての経験的事実内容ではなく、Aに関する論理的、言語的意味内容をさす」と解説されています。観念は主観的なイメージを指す一方、概念は客観的な事実や辞書的な定義を表すのです。特定の観念に固執してしまった→「固定観念」となります。
固定観念・既成概念にとらわれる何よりのデメリットは、視野が狭くなること。「焼きそばはソース味」という固定観念をもっている人は、塩ダレやお醤油、だし汁などには目もくれない。もしかすると、塩ダレやお醤油、だし汁味のほうがおいしいかもしれないのに、試すことすらしない

こうやって文章でまとめると、何かちゃんとした理由(その思考の素)はあるようです。ちょっと頑固に感じるかも?

・・・・・・・・・・・

これに対し、SHOJIN的演技アプローチ「JUKU」メソッドでは「我が強い」「固定概念(観念)」に対してこのように捉えます。

■JUKU的→我が強い

自分が想像した思い(根拠は無いが自分がそう思ったから、自分的に気持ちが良い)いわゆる空想に近く「自身にしか理解できない世界観」に思考のほぼ全てが引っ張られる。そして他人に強要しがち。「そうですよね?」系の投げかけを良くする。

■JUKU的→固定概念(観念)

判断基準となる過去の経験や知識は根拠として持っているが、その幅が以上に狭く、応用や展開が出来ない。おそらく過去に受けた衝撃が強く、その感動に思考が引っ張られてしまう。何をやっても毎回同じ演技になってしまいがち。己の持つ概念に沿った事が出来ていることで安心し、またそこがゴール。故に演技の向上が図れない。

■さてJUKU的に改善しましょう

このように分析して、思い当たるので有れば、全て逆を展開しひとつひとつ潰していきます。しかしながらこの方法だけでは不完全な部分が多く、自己分析=客体的(客観的)に自分を理解する事をまず試み、そこでの結果も踏まえて整えていく事で高い効果が得られると考えます。

■JUKU的「我」コントロール

・知識&情報量を増やす
沢山の本を読みます。なるべくジャンルはバラバラ。色んな人の思想やものの捉え方を学ぶ。そして学んだ事を発信する。

・文章化する
発信したい事や伝えたい事、学んだ事は一度文章化します。多少話し言葉でも大丈夫です。そしてそれを読み返したり、他人に読んでもらいます。出来れば音読が良いです。
それを聞いて、?となった時、あなたの文章力の弱さが露見します。我の強い人はエネルギーだけで相手を納得させようとする傾向が強いので、一度文章にし、そして整える事で相手に伝わる内容へと変わっていきます。別件ですが、こういう場合は文章をわかりやすく書くなどの本を読むといいかもしれません。

・答えを強要するような質問の仕方を変える
「そうですよね?」この質問の仕方は、相手に自分を強要し、受け止めて欲しい気持ちの強い表れです。こう言った質問に対し自分の欲しい答えじゃない場合は、あからさまに不満が表情に出ます。何が怖いかというと、この手の質問はおそらく下から上の方に対してが多い。そのリアクションがあからさまに不満が表に出ているとすれば、その後の繋がりは・・・質問をした方は悪気はないので気付きませんが、相手は・・・
こういった場合は、
「私はこのように思ったのですが、〇〇さんはどのように思われますか?」
そしてリアクション頂けた時は、
「ありがとうございます。参考にします」などで締めます。間違っても「でも」とか「それはよくわかるのですが・・・」的に話を膨らまさない事です!質問は会話ではないし、折角の返答に対し、ありがとうございますが一番最初に言えない時点でアウトです。聞きたい事増えたり、思ったら「すみませんもう一つ宜しいでしょうか?」でもまず了承された後に!

自分という人間は一人しかいなくて、自分も相手のことを実は良く知らない。相手が自分を知らなくて当然。相手に無理やり好きになってくれ!と言ってもそれは叶わない。故の逆も一緒。相手に強要せず、自分から寄り添う意識が大事です。

■JUKU的「固定概念(観念)脱却法

・知識&情報量を増やす
これは「我」の時と同じで、沢山の本を読みます。なるべくジャンルはバラバラ。色んな人の思想やものの捉え方を学ぶ。そして学んだ事を発信する。それにプラスして、自分が今まで判断基準にしていた観念の素について深掘りします。意外とズレて認識していたり、なんなら「浅かった」と気づく事もあるかも。

・文章化する
これも「我」と一緒ですね。
発信したい事や伝えたい事、学んだ事は一度文章化します。多少話し言葉でも大丈夫です。そしてそれを読み返したり、他人に読んでもらいます。出来れば音読が良いです。
それを聞いて、?となった時、あなたの文章力の弱さが露見します。固定観念(観念)から脱却出来ていない人は、「借り物の言葉」や「無意味に丁寧な言葉遣い」になっていて、「あなたらしい言葉=自分の言葉」で綴られていない事があります。固定概念(観念)に縛られている人は何かと論破しようとしますが、狭い知識と深い思い込みだけで相手を納得させようとする傾向が強いので、一度文章にし、そして整える事で相手に伝わる内容へと変わっていきます。

・答えを強要する質問の仕方を変える
気になることや、自分がおおよそ理解出来ている事も改めて確認、質問し、しっかり学ぶ事を意識します。「ありがとうございました」で浅い理解のままやり過ごさず、ちゃんと腑に落とす!正直そうそう質問者は厄介ですが、自己改革の為には多少横暴になっても良いのではないでしょうか。良い意味での「わがまま」も必要です。固定概念(観念)に縛られている人は時に諦めるもしくは身を引く事をしまいがち。
自分という人間が経験した知識や感動は自分だけのものであって、同じように他人もそうである。人それぞれ判断基準はバラバラ。自分の判断基準は間違ってはいないが、このルールは自分だけのもの。他者に何かを発信・伝える時は、相手の判断基準がどのようなものか?そういった自分以外の心理を捉えようとする意識が大事である。

■まとめ

声優や役者を目指す人にとって「我の強さ」や「固定概念(観念)」は判断のスピードが加速する素晴らしい資質です。しかしながらその基準が狭かったり、根拠がなかったりすると結果「独りよがりの芝居・パフォーマンス」になってしまいます。これはもう「エンターテインメント」とは言えない産物。しかしながらそういった「強さ」を持っていることは素晴らしいことなので、うまく自分を客体的に理解しアウトプットするか!が鍵!

演技とは「自分とは全く違う人間を創造する」ことですから!
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