超実感!継続は力に「なる」!

今回の綴りは2021年10月24日に書いたものです。時期的な内容もあるのであえての記載です。

なんか今年は秋が無かったのか?急に寒くなった!そんな感じで年末に向かっている。いつもより早めの衣替えです。

秋といえば僕にとって(お仕事柄)色々悩みを抱える時期なんです。この時期は色々と製作物とオーディション対応など夢を目指す人達と大きく関わる時期。特に僕がメインで関わるのが「声優関係」

今回はそんな関わりの中でいつも実感する「継続は力なり」ではなく

「継続は力になる」

について綴ります。もちろん今もビシビシ感じてるところです。この時期にポイントとなるのは
・エントリー(プロフィール)シート
・自己PR
・オーディション実技対策(声優=セリフ・ナレーション・特技など)
・ボイスサンプル
これら個々についてはまた別に綴ってみようと思いますので、お楽しみを!

さて、僕が思うところの継続ですが(声優目指している人向け)

日常の学びの最低ラインのペース(例えば学生なら授業を休まない・養成所ならレッスンを休まない)を守り、なおかつプラスαが出来ていること

・日常を意識的に過ごすこと

・自分のパフォーマンスを他人に見ていただく、批評してもらえる環境整備

が大事だと考えます。

日常の学びの最低ラインのペースを守り、なおかつプラスαが出来ていること

おそらく声優を目指す人は、専門学校や養成所に通うことになります。そこで提供されるプログラム(授業・レッスン・実習・公演)などは「あなたようにカスタマイズされたものではなく、全員むけにある意味平均的なもの」であります。いわゆる一応知っておいた方が良いこと、経験しておいた方が良いこと、であり、必ず出来ないといけないことばかりではない。しかし演技者にとって「経験」はとても重要である。皆までは言いません。なのでまずこれらは全て経験すべき。となると、あなただけの課題、特別に強化すべきスキル、伸ばすべき能力は、それ以外の時間に可能な限り「有能な指導者」のもとでトレーニングするべき。

・日常を意識的に過ごすこと

ただ、日常をダラダラと過ごすのではなく、いつも意識して生活する。全てが学びです。でもずっと集中すると心身ともに疲労困憊。やる気も失せます。ガス抜きも大切。

・自分のパフォーマンスを他人に見ていただく、批評してもらえる環境整備

「自分に自信がある人」「始めたての頃割と上手く出来て褒められたり、周りから上手いと言われたことのある人」1年ほどすると伸び悩む傾向があります。それは周りの評価、自己評価が未成熟の段階で「良」と担保され、そのタイミングで一度揺るがない「個性」を自分でも知らない間に作ってしまう。その個性で過ごせば過ごすだけ後々自分でもどうして良いのかわからない「壁」を作ってしまう。他人からの評価を頂けても、良かった時のイメージや、自分の思い込みが強すぎて、結局何も成長できず、ただ頑張ることをしてしまうので、いわゆる「頑固」。声色を器用にコントロールした雰囲気を寄せただけの芝居になってしまう。でも本人はベストを尽くしているのでなぜそのパフォーマンスが認めてもらえないか?が腑に落とせない
「昔はこのやり方で評価してもらえたのに・・・なぜ?」

そして僕の経験則からですが、さらにプラスして、「自分に自信がある人」や「始めたての頃割と上手く出来て褒められたり、周りから上手いと言われたことのある人」が「クラスのリーダー的存在」「自発的に良く発言や行動ができる人」だったりするともう大変です。こう言った人たちは「発信者」的存在で会話でなく言い切って終わってしまう性質。普段の会話もおそらく自己主張の割合が多いと思います。ひょっとすると批評家的になっているかも知れません。他人のパフォーマンスに対して滑舌・アクセント・鼻濁音・無声化・声のイメージなど具体的(誰が聞いてもわかる)ことに発言内容が集中し、論理的に語ってしまう傾向にあるかと。

私たちは他人の評価が自身の評価。そしてその評価を誰から頂けるのか?その環境をどう整備するかはとても大事なポイントです。

一人では絶対になれない

前置きが長くなりましたが、この時期、コツコツと授業やレッスンを受け、そんな頑固なパフォーマンスに対し自身の納得できない辛い評価に耐え、それでも何度もTRYした人。結果が出始める頃です。今まさにその時期です。

・先に上手くなった人
・もともと感性が良かった人

はある意味「良」

しかし鍛えて足掻いて磨き上げることにより「優」

になれます。

最初から「良」が存在することはあっても、最初から「優」は存在しない

継続は力になります!

おそらくですが、

「良」は頑張って、力んで、熱い こんな感じ

「優」は不安で、コツコツ、諦めない こんな感じでしょうか?

あ!最近JUKUのダンスレッスンでもその現象が出てきています。
始めた当初は全然踊れていなかった人が踊れるようになってきた。ちょっとニュアンスが違うかも?最初から身体能力は高かったけど、表現できていなかったのに、最近雰囲気がとても良くなった。かっこよくなってきた。こんな感じかな?もし査定会とかやったら面白い評価になるとおもいます。

しかし、成長スピードや、どの穴から埋まっていくかは人それぞれなので、それを比べる行為もいかがなものかと?

でもオーディション通らないと・・・

うーむ、これが悩みです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?