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想われる場所を作る

想われていないサービス(商品)は「いずれ価格勝負で負ける」

#西野亮廣エンタメ研究所  の学びを実践します。

ただでさえ自然と対峙する農業という不確実な仕事において、

西野さんの言う「商品の販売代金だけ」で経営をするのではなく、

「想われることで収入を得る」はとても大事であるように思います。

西野さんはさらに、それができれば、「販売代金を安くできる」という強力な手札をもつことができる、とも言っております。


深谷太陽農園は巡り巡って、たぶん日本で誰も挑戦していない、たぶん成し遂げられていない(おそらく)、挑戦をしています。

それは、「障がい者がメインとなり、大規模農場を黒字経営する」

ということです。(現在、健常者2名と障がい者9人の11人で、約10万平米の畑を耕しております。)


うちの従業員の子たちは、障がいを抱えながらも、

一生懸命努力し、仕事が終わらない時には残業をし、

トラクターやトラックも乗り回し、

400万円以上もする収穫機械も使いこなし、

お客様の要望に応えらるよう、必死に頑張っております。


うちの一番のムードメーカーであるタロウちゃんは、

仕事場を走り回り、顔を泥だらけにし、

しゃべりながらも、手は誰よりも動かし、

一生懸命全力で仕事をしてくれますが、

先天性の知的障害で、2桁の計算もできません。


障がいがありながらも、一生懸命がんばっている姿?ストーリー?は

「想われることで収入を得る」

とうことができるのだろうかっっ??


なんか、いわゆる「かわいそうだから寄付」

というのは全然違う気がしていて、


皆様が食卓で長ねぎを食べる時に、

台風などがきて、農作物の安否が気になった時に、

ふとTVなどで農業や田舎のシーンが流れた時に、

うちのことを思い出してもらえるようなことができたら、

「想われることで収入につながる」ことが実現できるのかもしれない。

ちょっと難しいけれども、チャレンジをしていこうと思います。

きっと、「人」「コミュニケーション」が最も大事で、

百聞は一見に如かず、友達、知り合い、

といったことがカギになりそうであります。

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