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【20/66】読んでも読んでもはてしない物語

こんばんは。最寄りの地域図書館には、岩波少年文庫が少なくて困ります。中央図書館に行けば、多少はあるのでしょうか。これもまた、何故子どものうちに手にしなかったのだろう?と思うラインナップです。
以前、いつもとは違う地域図書館で、「はてしない物語」(ミヒャエル・エンデ)のハードカバー本を借りたら、自転車でも帰るのが大変でした。中学生くらいの頃、途中で挫折した本です。今は岩波少年文庫にも入ってますね。

あの文字が2色なのが衝撃的でした。読んでも読んでも、終わりが見えなかった。図書館には分厚いハードカバーがあるから、わざわざ新しく入れるものかなあ?

そんなことを夢見ながら、どの本から読みはじめようかと、ページをめくってるうちに、図書館から返却期限が近いメールが届きます。嗚呼またやってしまった。

一度リセットして、全部返してまた借りる獅かない。「読みたい本」として、図書館で借りられる本を挙げてゆくのもいいのか。文庫は処分が大変なので、買わなくなりました。そして新書の積ん読が増えてしまう。

それにしても、漢字検定の勉強と称して中央図書館に行くと、ついつい本を借りてしまう。勉強道具もあるから、自転車とはいえ帰りはなかなか大変です。

「はてしない物語」のように、読んでも読んでも先が見えなくて、挫折してしまう本もありますが、今は借りても読めなくて返却期限を迎えてしまいます。小説なんて逃げてしまってますね。それでも「また読みたい本」として、何度も借りてしまうのです。

あとはSNSで面白そうな本の情報が流れてくると、飛びついて図書館のオンラインで検索してしまう。今も数冊、地域図書館のカウンターで私を待ってるはずです。

図書館のオンラインで検索したら、岩波少年文庫の「はてしない物語」も入ってた。ただ私が行く地域図書館にはない模様。今借りてる本を返却してから、順番待ちをしようか。

本も自分の心のために読むのであって、読書自慢(そんな概念あるのか?)のためではない。好奇心のままに読みたいものです。子どもの頃、海外文学を避けてたから、今になって「面白いかも」と思うようになりました。

高校も外国語コースなんてえらそうな学科にいましたが、クラスの大部分が英文学科とか国際なんとか学部に行くような世界でした。そらそうよ。
日本語に訳さなければ、海外文学も読めません。しかしその訳された日本語に馴染めなかったのも、国文学科を選んだ理由でした(本当は文章を書くのを生業としたくて、そういう専門の勉強の大学に行きたかった)。

この話も66日ライランのどこかで書くかもしれません。試験には出ません。

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