読んでからドラマか、ドラマから原作を読むか
こんばんは。夏に、岩波少年文庫でケストナーの「飛ぶ教室」を買ってしまい、「クリスマスに読むんだ」と意気込んでました。そのクリスマスまであと1週間。今は忘れてしまったかのように、別の本を読んでます。
クリスマスにはシャンメリーを飲むと決めている、お子ちゃまのようなおばちゃんです(諸事情によりケーキはなし)。
岩波少年文庫で、夏にケストナー没後50年のキャンペーンをやっていました。帯の応募券を送るともらえるキーホルダーは、2口とも「エーミールと探偵たち」でした。「ふたりのロッテ」も欲しかったから、2口応募したのに。まさにトホホです。
こんなのも「今年を振り返る」ネタになってしまいます。
図書館で順番待ちしていた本を借りました。ドラマの原作です。放送中に順番待ちの列に並んで3か月くらい待ちました。今も後ろに○人待ってるようで、年明けの返却期限までに読まないと……
最初のページを読むと、ドラマの登場人物のビジュアルや声で押し寄せてきます。ドラマがなかったら、自分の(思い込みの)イメージを思い浮かべて、最後まで読んでたと思います。
ドラマの演出家は、よくこの役者さんを当てたなと思います。先に原作小説を読んだ上で、ドラマを見た人はどう考えてるのだろうか?
よくアニメだと、「原作マンガと違いすぎる」という一種のミスマッチがあるような気がします。声優さんなのかアニメの絵柄なのか、よくわかりませんが、ありがちなんじゃないかと。
原作と違うという点について、「原作にはなかったオリジナルの登場人物」が出たりします。まあ宝塚歌劇の作品でも、そういう登場人物はいました。どこかごっちゃになってるかもしれません(涙)。
昔は宝塚の観劇前に、原作小説を読んでました。文庫本2冊に及ぶ大作が1時間40分のお芝居になったりします。「登場人物の設定が違う」「あの場面がなくなってる」とか、そういう経験もしました。SNSがなかった頃は、「○○(登場人物)の設定が違うね」と話しても、「そうなの?」で済みました。ある意味大らかな時代でした。
※最近は宝塚歌劇自体見てません
本当は原作小説を読んでからドラマや映画を見たいのに、最近は逆になってます。ドラマが先で小説は後。今日は最近NHKで見たドラマの原作小説も借りたかったのですが、年末年始引きこもるのにも、貸し出しカードで上限の冊数になりそうで、やめました。ドラマは面白かったです。さすがNHK。
映画は本編を見てから、公式サイトに貼り付けられてる予告動画(30秒、60秒など)を見る有り様です。普通逆だろ、みたいな(涙)。
そういえば文春文庫の「赤毛のアン」シリーズはどうなったんだろう? 今年はもう無理です。この文章を読んでくれてる方の目には、「そんな乙女みたいな趣味とは縁遠い本ばかり読んでる」と映ってるでしょう。
「赤毛のアン」も、いろんなアニメやドラマになってます。来年「アン・シャーリー」というアニメの放送があるので、一度は読んでおきたいです。