第十話　全国優勝経験者が直面した社会人サッカーのリアル

皆さんご無沙汰しております。

前回の投稿から約8ヶ月が経ち、僕自身色々な変化がある中でもう一度自分の考えや感情を形として残していこうと思ったので、

「note再開します！」

と言っても、投稿頻度は不定期なので多めに見ていただければと思います。笑


一応前回の続きから書き記そうと思うので、「忘れたちまったよー」って方は前回の投稿を見返していただけると嬉しいです！


とりあえず僕が今回noteに書き留めておきたいことは題名にもある通り

『社会人サッカーを通して感じたこと』

です。


ご存知の方もいると思いますが、僕は大学を2年で中退し、
・Edo All United
(旧OneTokyoFC　当時東京都4部リーグ)
・東京23FC（関東1部リーグ）
の2チームでプレーをしました。

選手の多くが『仕事×サッカー』をして成り立っているチームで僕が感じたことを以下の3つに分けてお話したいと思います。

・「仕事×サッカー」の凄味と難しさ
・課題克服は常に自分次第
・サッカー以外での大きすぎる刺激と成長

・「仕事×サッカー」の凄味と難しさ
社会人サッカーを通して、まず感じたことは
「この人たちサッカー好きすぎるだろ…！」です。
僕が属していた2チームでは当時自分がチーム最年少でした。そして先輩方のほとんどが練習前あるいは練習後に仕事をしていて、その上で練習や試合をしているのがすごいなと驚き、尊敬の念を抱きました。しかし、その一方で仕事の疲れなのかこの人「100%じゃないなー」
と生意気ながら思うことがありました。
ただ、それは手を抜いてるわけではなくて、僕が思うに100%を出したいのに仕事の疲れ等の要因で出しきれてないんだなと思っていました。また、選手全員がサッカー小僧に変わりはないのですが、プロになりたい選手もいれば、今よりも上手くなりたい選手やサッカーをなるべく高いレベルで楽しみたい選手など、人によってサッカーに対する向き合い方が異なり、それが時にプレーやプレー以前の準備に出ているなと感じました。自分自身常に100%だったかというと、yesと即答することはできませんが、もしこれから社会人サッカーの道を選ぶ人がこのnoteを見てくれているのなら、
「高校や大学のように全員が同じ方向やモチベーションを持ってサッカーに取り組んでいない」ということを決して悪い意味ではなく伝えたいと思います。

・課題克服は常に自分次第
高校や大学で基本的に週6で練習をして、OFFの日もボールを蹴ったり自主練していた自分にとって、僕が属していチームは練習と試合を合わせても週3〜5だったので物足りなさは若干ありました。また、これまでは自主練もチームメイトとできていたのですが、社会人サッカーに移行してからはそうはいかず、1人で自主練をすることがほとんどでした。予め言っておくと、あくまで『自分次第でどうにでもなる』のは大前提ですが、練習外での自主練が意外と難しいんです。というのも、筋トレや走力を上げるといったことは比較的取り組みやすいんですが、1対1の対人やクロス練習などはどうしても自分がやりたいことと異なることが多々ありました。しかし、有難いことに普通なら指導してもらえないような偉大な人に指導をしていただいたり、有料の施設を無料で使えるなどの機会があったのでそれらの点は非常にプラスだったと思います。


・サッカー以外での大きすぎる刺激と成長
この記事で社会人サッカーに対して色々と書いてきましたが、結局「社会人サッカーってどうなの?」って問いに答えるとするならば、

「人間としてすごく成長できるよ」

です。

なぜなら、チームメイトの多くが社会経験の持ち主で、バリバリ働いている人たちばかりだからです。そんな方々とオフザピッチ(サッカー以外の時間)で話すことができるのは社会人サッカーならではの良さであり、その時間が僕は好きでした。特に自分はサッカーしかしてこなかったので、偏った経験や知識しかなかったのですが、自分の経験の範囲外の考え方や知識に触れることができました。
だからこそ、僕はいわゆる高校や大学のクラブや部活内でのサッカーだけでなく、社会人サッカーを経験することができてよかったと思っています。


以上が僕が社会人サッカーを通して感じたことです。

最後に、これは社会人サッカーに限ったことではないですが、大学を辞めてからEdoAllUnitedと東京23FCでサッカーをしたことを僕は誇りに思っています。
それは各チームで出会えたチームメイト、チーム関係者、応援してくれる方々など、普通なら出会えなかった人たちと繋がることができたからです。

感謝しています。

久々のnoteなだけに少し長くなってしまいましたが、
今回はここらへんにしておきます笑

さて、次回は

第十一話　僕がサッカーを辞めた理由

についてお話したいと思います。

近日公開予定なので、お楽しみに！
ご拝読ありがとうございました！