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Webサービス開発とはコンサルティングではないか

webサービス開発とは、コンサルティングに近いものではないかと感じることが、最近多い。

サービスは、人が感じる何かのきっかけから生まれることが、多いと感じます。そして、おそらくいまWebサービス開発を作りたい、もしくは改善したい人の多くは、早くリリースしたいとか、早くリニューアルをしてユーザー獲得→収益上げたいと思う方が多いはず。

ただ、作る前の前提条件を再度認識していくことが重要になると感じています。

※ここでいうサービスは、webサービスですが本来サービスというのは、対象のユーザーへ提供できる価値だと感じてます。

webサービスを構築する前に、何を目指したいかが大事

Webサービスはまず何を伝えるべきか。これはユーザーへ体験として何を、どんなことを通して自分たちを見せたいかだと感じます。

ここは、非常に言語化が難しいポイントであったりしますが、ユーザーが感じる体験を、提供者が思う「独自性」や「世界観」をユーザーに感じ取ってもらうことで、独自の認知が伝わります。それをシェアしてもらったり、口コミで広げてもらうことで、つくりたいサービスの本質が伝わると感じます。

この体験価値を見極めることが、サービス提供者にとっても、自分が作ってきた魅力を改めて認識する1つの考えです。

過去に

・どんなきっかけで起業したか、いくつかの問題意識を定義したのではないか。

現在は

・何を大切にしており、人のどんな欲望やニーズに答える事が必要と感じているか。
・存在価値、ユーザーにどう思われたいのか

・独自性・自分たちの優位性で意識していることはなにか、参考にしているモノ、コトはなにか。

未来は

・どうなっていたいか、どういう未来を望むか。

その組織・サービスの生き様を改めて把握してもらい、つくる側はドメイン知識も身につけるのです。


会社の収益とプロダクトの戦略も重要

とはいえ、体験価値のみがあがっても、それは理想的な部分が強いです。収益がなければ、組織がサービスをつづけるためにボランティアをしなくてはなりません。

加えて、ユーザーが課題に思うことを解決しなければ、サービス自体使われることもないし、アクションとして行動させたい作りをしなければ、ユーザーに叶えてほしい目的が達成されない。

そのためには、体験価値やプロダクト戦略、収益のバランスを崩さない議論や、作り方が常に求められます。

プロダクトは何をしてはいけないのか、ユーザーは逆に何をすべきなのか。収益のロジックはどうか。価値、行動や課題解決、収益のバランスは保てていることで、サービスの成長が保たれてきます。この大切さは、こちらの思考が参考になります。


企業としてやりたいことをWebへ落とし込みたい方々はまだまだ多い

ただ、ビジネスで何かをしたい、変えたいと思うこと自体が素晴らしいことであると思ってます。おそらく今困っている提供者は、どうつくったらいいのか、何を進めることがまず大事なのか、悩みながら進めている方々は多いはずです。(自分も日々悩みながら進めていきます。)

その中でサービス化の手段としてwebプロダクトを選ぶ方全員が、万能にサービスを作れるとは限らないです。
いかに、成功できるやり方や構築の仕方を伝えて体現できるかが、初手の大事さと感じました。
総じて思うに、これからはwebプロダクトコンサルタント的な立ち位置が重宝されるのではないかと感じます。

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