見出し画像

【コンテンツマーケ】「コンテンツマーケティング」が今も必要だと考えられる理由

ここでは検索マーケティングに紐づくコンテンツマーケティングに関する、”あれこれ”をまとめていきます。

コンテンツマーケティングがホットになってきたのは、2015年くらいからでしょうか。

それまでは顕在層をターゲットとして、対象のキーワードを上位表示させるSEOが、基本的な検索マーケティング主流でした。

しかし、コンテンツマーケティングの最大の特徴は、多様なコンテンツを使うことで見込客への接触ポイントや態度変容にアプローチできる、というもので、よりユーザーが求める価値のある情報や体験を提供する必要が出てきたことが背景としてあります。

※検索マーケティングに関しては、以下からどうぞ!

1、コンテンツマーケティングの概念

検索マーケティング
→ニーズが顕在化した「今すぐ客」がターゲット
例:●●したい(顕在ニーズ)→検索して情報を見つける。

コンテンツマーケティング
ニーズが顕在化していない「見込客」がターゲットで、コンテンツを通して認知してもらう。

よく誤解される人がいますが、コンテンツマーケティングは、記事コンテンツだけではありません。
また、段階的なマーケティングプロセスを構築するための「概念」であり「考え方」と理解すると分かりやすいです。

例えば記事コンテンツの場合、良質な記事を作成しても、サイト全体で、Googleの評価されるサイトでないと、記事の順位は上がりにくくなってしまいます。

2、コンテンツマーケティングの本質とは?

では「コンテンツ」とは、なんと定義したらいいでしょうか?

色々な考え方があると思うので、定義はそれぞれですが、弊社では「ユーザーが求める価値のある情報や体験」と定義しています。

ユーザーは、いつも自分が欲しい情報を探しています。

例えば、良い記事が多く存在しているメディアやブログは、みなさん都度キーワードを検索してページにいきませんよね?

ユーザーが求める価値のある情報や体験や良質なコンテンツが溜まると、ユーザーは指名検索(企業名、サイト名、サービス名)でページに訪問するようになります。

ユーザーが求める価値のある情報や体験を提供し、ユーザーから情報を探してもらえる仕組みをつくること、これがコンテンツマーケティングの本質です。

3、広告との違い

検索マーケティングやコンテンツマーケティングとリスティング広告などの違いは、施策(投下した資本)が資産になるかならないか、です。

これはGoogle、Yahoo、Facebook、Twitter全ての媒体で考え方は同じです。

参考:コンテンツマーケティングが従来の広告と異なるところ

一般的に、マーケティング費用は掛け捨ての支出です。
テレビCM、雑誌広告、Webのリスティングにしても、広告の配信期間、掲載期間が終了すれば、その後は何も残りません。

時間軸としては、やはりお金を掛ければある程度の効果を出せるので、広告が全く不要とは言えません。

なので、広告を展開する時にでも事業的な観点を持って施策を判断していく必要があります。

特にコンテンツマーケティングは見込客の獲得が目的になるので、成果が出るまで時間がかかるが故に、事業的に長期的な展望をもって取り組む必要があります。

4、コンテンツマーケティングのメリット

施策を展開する理由は大きく3つあります。

①見込客の獲得
検索マーケティング、リスティング広告では対応が難しいです。

②長期的な費用対効果が高い
サイトなどへ展開した施策が資産になり、残り続けることで、情報提供側が露出しなくても情報を発見してくれる可能性が高まります。

③ブランディング効果
見込客の獲得において、良質なコンテンツが必要なので、専門家的なブランディングが可能となります。

良質なコンテンツが溜まると、上記のようなメリットを享受できます。

指名ワードで検索されると、ニーズが高く(モチベーションが高い)、コンバージョンになりやすい状態をつくることができます。

5、コンテンツマーケティングに向いているサービスは?

これもよく聞かれますが

①購入まで時間を要する製品や高額の製品
→短期間で購入する商材は、コンテンツで説得する前に購入機会が訪れてしまいます。また購入までの時間を要する製品は、単価が高い製品の傾向も強いので、高い製品も比較検討などが起こりやすいので、コンテンツマーケティングとの相性は高いです。

②SaaS系ソフトウェアサービス
→ユーザーと中長期的な関係を築くサービスもコンテンツマーケティングとの相性はいいです。

③オリジナル性の高い製品
→Googleがオリジナル性も評価するシグナルもあるので、この点で訴求する製品はコンテンツをつくる上でのメリットになり得ます。

まだ観点はありますが、このくらいにしておきますね。

6、まとめ

弊社では、事業課題の応じて施策のご提案は変わりますが、ここでは弊社の考え方やコンテンツマーケティングの本質やメリットなどをご紹介しました。

「ユーザーが求める価値のある情報や体験」
をつくりたい!

と思ったら、ぜひご相談をお待ちしております。

※今月中に、どこかに実績集をまとめます^^;



よろしければ、サポート頂けると泣いて喜びます!