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独立から3年経過して

2017年2月2日に創業して3年が経過して、本日から4期目に入りました。

創業してからこれまでどこにも残していませんでしたし、聞かれなければ誰にも話していなければ個人的にも残してこなかったので”自分のために”という意味も込めて、残しておこうと思います。

【今まで動いてきたこと】※%は投下した凡その時間の割合

1、受託:40%

2、自社事業:25%
・不動産領域(10%)
・EC領域(15%)

3、新規事業:25%

4、その他(経営業務や間接業務):10%

3年間はこんな感じの割合で動いていました。

1、受託

デジタルマーケティングで有名なSpeee社のSEOのアナリストとして勤務していたので、デジタルマーケティングのコンサルティングを主業として独立しました。

・検索マーケティング&コンテンツマーケティング
・事業のマネジメント
・オペレーションの構築(不動産運営会社、BtoC事業会社)
・マーケティング部門全体の支援
等々、事業経験があるからなのか、マーケティング支援からボードメンバーに入り、ハンズオンで伴走するような動き等、全体の時間の40%を使って、動いていました。

どの会社様も、1社様当たりの時間を多く取らせていただいていたので、所謂なコンサルティングという訳ではありませんでした。

しっかり現場の人やボードメンバーの人とも密にコミュニケーションを取っていたこともあり、その会社の事業課題や組織課題など、社内の人レベルで理解していたと思いますし、だからこそしっかりボードの人たちに発言もできていた企業様も多かったです。

所謂、社外CMOのような立ち位置の会社様も多かった気がします。

1社でしか動いていなかった時より、より広い視点で物事を俯瞰する力や経営と現場での乖離や動けていた気がします。

2、自社事業

元々はキャッシュを稼ぐためという理由もあり、ノウハウがあった不動産の運用(シェアハウスや民泊の運営)で、自社事業を展開していました。

不動産の自社事業を展開していた一番の理由は、不動産領域でスタートアップをするために、実業をしながら市場の課題を見つけるために事業をしていたのが一番の理由でした。

その後、弟に入社してもらい、不動産から僕も知見があったEC事業(当初はリテールで、その後PBの事業も展開)にシフトしました。

どちらの事業も僕以外に動いてくれる人がいたので、PBを昨年展開して以来、それまではほとんどマネジメントしかしていません。

3、新規事業

独立した一番の理由は、自分でスタートアップして、事業をつくってグロースさせていこうと、当初は考えていました。

Speee社に入る時も「事業をつくりたい」という背景があり、事業創出を積極的に行っていたこともあり入社しましたが、自身の力不足もあり、なかなかすぐアサインされなそうなこともあったのですが…

現に3年間経過して、実質新規事業に時間を使っていたのは凡そ6ヶ月程度。

結構注力する時もあれば、受託に時間を費やすこともあり、しっかり集中できていませんでした。

この点での反省は、やるからには退路を断ち、ビジョンを持ちチームをつくるべきでした。

ですが、200強近くの事業を検証し、友人起業家や投資家の方などに壁打ちさせていただいたので、知見やリサーチ方法などはある程度確立できたと思っていますが、
・技術ネックやリスクを潰せなかったり
・市場の参入障壁を最後まで壊すロジックを出せなかったり
・PMFまでのロードマップを描き切れなかったり

お金を掛けてアクセル掛けれた訳ではないので、正確には実行できていない状態です。

ほとんどが実業や受託をやらせていただく中で、課題を見つけながらリサーチや検証していたこともあったので、もっと本来は踏み込んで進めるべきだったのかもしれません。

4、反省

私は独立前に結婚もしていて、嫁に
「もう1度独立するにしても、あと3年で何とかしてね」
と言われ続けて、時間的に止む無く、独立したこともありました。

その際、もう少しスタートアップのことや事業の具体性やリサーチをしておけば、新規事業に振り切ることもできたかもしれません。

選択と集中をできなかった3年間だったがために、確実な方法で少しずつ?しかステップできていませんし、そのせい?で大きな失敗もしていません。

5、今後

当面、新規事業は行わず

①受託(buddys=マーケティング支援とクリエイティブ支援)
②EC事業(PB)
にフォーカスしていきます。

もっと退路を断ち、しっかり地に足をつけて、胆力を持って進めていこうと思います。

退路を断って、選択と集中していきます。


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