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サブスクリプション事業と受託事業の本質的な違い

地元の企業で、受託の開発されている人とランチをしたのですが、同じ受託をしている環境の人でもあるので、バックグランドやが似ているので感じることが似ている部分もあり、また面白い発見があったので、まとめます。

1、制作費無料の制作会社

こちらの会社様をご存知の方はいますでしょうか?

私は初めて聞きました。

ホームページ制作と謳っているのに制作費無料、月額7,900円

クライアントは5,000社以上、解約率1%で、解約の縛りがないというのも凄い勇気。

これだけみると年商4,000万弱、最高のモデルのサブスクリプション。

提供側だったら、解約がないと怖いので縛りを入れたくなる人もいるかと思います。

制作=受託ではなく、見事に労働集約の受託をサブスクリプションにした例です。

2、受託の苦労話

HP制作などをすると、最低でも50万とかするので、小規模の事業者からすると、一度に出ていくと負荷が大きいです。

ですが、提供者側は、継続的な仕事にはならず単発の仕事なので、どうしても単価を上げたくなる制作側の気持ちもあります。

発注側からすると、何にお金がかかってくるか分からないので、相みつなどをするようになって、発注側も負荷がかかり大変です。

「受託の事業って、もしかしたらこういう状況の会社が沢山ある?これって発注者も受注者も同じ方向に向いていなのでは?」

そんなことを感じました。

どっちかがゼロサムになる可能性があるわけです。

3、サブスクリプションの本質

琉球オフィスサービスの凄さは、何より解約の縛りがないのに解約率が1%程度という点。

つまり、満足しているから解約しないのが数字に出ています。

これが満足度に繋がり、ユーザーの口コミが広がり、拡がっていくわけですね。

4、事業のヒント

サブスクリプションモデルに合致することの要因としては

①発注側と受注側の情報の不透明さがある
②価格が不透明(価格が業者によって決まっていない、分かりにくい)
③成果や効果が見えにくい

受託で1発の仕事だと、不動産売買と同じで、購入する機会があまりない高額商品をよく分からないまま購入するのと同様で、失敗する可能性があり、そうなると発注側が損をしてしまいます。

そうならないための制作のアウトプットではなく、事業の一コンテンツとしての制作、という位置づけであると、より広い観点を持って、もっと全体先的で本質的な受託事業(制作やマーケティング)に取り組め、サブスクリプションの形に近づくのではないかと感じます。

※今日からまたnote再開していきます!



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