【広告】こんな広告の考え方はどうでしょうか?
人は広告という言葉に対して、抵抗もあるかもしれません。
私は、一消費者であれば、ちょっと広告と聞くと「うっ」とか「おっ」となってしまう傾向になるような気がします。
みなさんはどう思いますか?
マーケティングの仕事をしていると、コピーライティングやPRの勉強もしなければなりません。
ふと、有名なコピーを調べてみたりして、気づくことがありました。
・AppleのThink different
・マクドナルドのI'm Lovin' It
・NikeのJust Do It
もすべて広告として出ているスローガンですが、今も尚残り続けているメッセージです。
1、AppleのThink differentの背景
個人がコンピュータの力を持つことで、一人ひとりがクリエイティビティを最大限に増幅させて世界を変えていこう、という意味です。業績低迷の中で、社員はこうしたAppleのスピリッツを見失っていました。
「Think different.に登場する人物たちは、変人と呼ばれる人ばかりだけれど、世の中を変えたいと思って本当に世界を変えてきた人たちだ。「私たちはそんな人たちのための道具を創る」これこそがAppleの理念だ、とスティーブは私たちの目を醒ましたかったのです。
引用:https://cloudpack.media/31829
強いビジョンやスローガンが残っている企業は、製品やサービスに転嫁して、伝播していく、Appleは”信者”と呼ばれる人も生み出しました。
信者になる人が出てくるということは、つまりそのブランドが何かしらの共感を得れて、ユーザーに信じてもらえることができたからなのではないかと思います。
そんなことを考えてふと思ったのですが、最初から広告という言葉や観点で、物事を考えてはいけないのではないか?
ということです。
「広告」と捉えると、売る、宣伝する、という観点に捉えられる。
そもそも、視点の主体が自分になってしまいます。
そうすると、以下で書いたように、どうしても全体最適な考え方になりにくいと感じます。
広告=一方通行
と言われているのは、視点の主体が自分になっている時のような気がします。(または主体が自分になっている状態)
ではなく、Appleのように
世の中を変えたいと思って本当に世界を変えてきた人たちだ。「私たちはそんな人たちのための道具を創る
というメッセージから発信されるスローガンに共感してくれる人が増える、視点の主体が客観的なものであればあるほど、それが自然と人のこころに刺さり、拡散され、長く残るメッセージとなり、結果的に広告となっているような気がします。
広告は、本来こういうものであるべきな気がします。
2、まとめ ~余談~
あまり関係ない話ですが
「何しているんですか?」
と聞かれて
「マーケティング支援の事業やっています」
と、あまり言いたくなく
「共感した製品やサービスを提供する人たちの仲間づくり(ファンづくり)をしています」
と、もっと言えるようになりたいですが、恥ずかしくて言えない自分がいます汗
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