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どんなふう

「あなたは島みたいな人ね」
と彼女は言った。
何でも受け入れてどっしりしているが、呼びかけても答えない無口な男ということらしい。
「そうかな…笑」
僕は苦笑いをするしかなかったが、そう言われて悪い気はしなかった。

おはようございます、毎年今年こそは結婚すると言ってしない「するする詐欺」をしているムトウショウヘイ(@_mutou__)です。
というか付き合ってる子がそもそもいない・・。

写真の勉強のため、写真家・川内倫子さんを模倣することをしている最近。
写真集を読み込むことに始まり、

YouTubeやインタビュー記事なども読み漁り、その作家性を深掘っていってますが川内さんが出産と育児の記録を綴った「そんなふう」という本を読む。

アーティストとしてバリバリキャリアを積んでいた川内さんが40歳をすぎて子供を授かってからの気持ちや周りの変化、子供の成長を赤裸々に語っている本。
作家性を理解する上で参考になったかとうと、そんなにはだったけど自分のやりたい事とそれを一旦止めて家族を持つという選択をする事。
自分にはなかなかできずにいることを、今の自分と近い年齢で決断した人の話を読めたのは色々思うところがあった。

家族を持つ決断をした人たちをリスペクトしている。
結局、やりたことを優先している自分はいつまで経っても子供のままなんじゃないか?
何が正解でもない。
ただ、次の世代に種を巻いていく講師の仕事はやりがいを感じている。
それは人としての本能なのかもしれない。


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