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関西(大阪)での営業に必須の3つのポイント

私は丸美屋食品の際に初期配属で大阪支店配属となって以降大阪での営業を長い期間続けていました。現在は全国を相手に営業をしており、いかに大阪が特徴的だったのかを現在ひしひしと感じています。
今回はそんな大阪の特徴を私なりにまとめていきます。

関西は商売の町として知られ、独自の商習慣や価値観が根付いています。大阪で長年営業に携わってきた私が、関西での営業を成功させるための3つのポイントをご紹介します。

ポイント1: 「言葉の壁」に気をつける
関西人は標準語(東京弁)に対して若干の違和感を持っています。出身地を気取られたくない関西人気質から、標準語は少し堅苦しく映るのかもしれません。 とはいえ関西以外の方はいくら関西弁を真似ても地元の方には絶対にばれるので、関西以外出身者は「関西弁は魅力的だ」と賛辞を送ると好印象を持たれるでしょう。地元が大好きな関西人は、歩み寄る姿勢に好意的になります。

ポイント2: 「用がなくても顔を出す」
これは私もかなりやっていました。丸美屋は食品メーカーなので取引先がスーパーマーケットです。商談は本部でやりますが、商品陳列のために関西にある全店舗を訪問したという懐かしい記憶もあります。

関西人が取引をしてくれるのは「品質」や「ブランド」よりも、「いつも顔を出してくれるから」が最重要です。クレームが発生しても、「明日来てくれる?」と頼める身近な存在であることが何より大切なのです。 そのため、用事がなくても定期的に立ち寄って「顔を出す」ことが求められます。少し遠方や面倒でも、電話ではなく必ず訪問するよう心がけましょう。営業マンとしてのアプローチが評価されるのです。

ポイント3: 「人情をとにかく大切にする」
関西、特に大阪では「人情」が大切だと感じました。そのため最初は俗に言う「かましてくる」ということがあります。どういうことかというとわざときつく接してきて相手を試しているのです。そこで食い下がるのであればそれまでの人間と評価され、それでも粘り強くアプローチしてくる営業マンは徐々に認められ、一度認められるととても良くしてくれるようになります。月末に数字があとちょっと足りないとなったときに電話すると、大量発注してくれるなど!

長年の実務経験から、こうした関西スタイルへの理解とそれに基づく対応が不可欠だと学びました。この3つのポイントを意識し、関西での営業を成功に導いていきましょう。

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