2020明治安田生命J1リーグ第8節 ベガルタ仙台VS横浜F・マリノス

1.はじめに

勝てたと思っても次節には敗戦し、なかなか勢いに乗れない今季ですが、
とりあえず連敗は避けたいところですね。

怪我人も出始めて、ベストメンバーとはいかないですが、
チーム力が問われる中で勝ち点3を持ち帰れるのでしょうか。

2.スタメン

◆ベガルタ仙台

・4-2-3-1を採用
・前節から7人入れ替え

◆横浜F・マリノス

・4-2-1-3を採用
・前節から3人入れ替え

3.帰ってきた守護神

仙台はマリノスが自陣で保持するとブロックを形成し待ち構え、
敵陣に侵入するとマンツーマン気味に対応してきました。

マリノスが詰まり組み立て直すために下げると
そのままプレスをかけてきました。

仙台が奪うとやはり鉄板となった対角フィード、裏狙いでした。
しかし、ここに朴が立ちはだかりました。

事前に予測し、スペースをカバー
なんなくトラップして攻撃へと転じていました。

また、ペナルティーエリア角付近を狙った際どいパスも
的確な判断で飛び出し決定機を阻止するシーンがありました。

梶川が悪かったわけではないですが、
このサッカーをする上で朴とチアゴの両方を欠くのは
とても痛いというかこのサッカーが成立しなくなるのでは？

今節の采配を見て驚きましたが、松原のCBも効いていました。
最終ラインからあのパスが出せるのは大きいです。
SBもどんどん上がって攻撃に厚みが増しますね。

4.影の立役者

そうはいってもなかなか点が取れずスコアレスでロスタイム突入、
引き分けかと思い始めたところで決勝点を決めてなんとか勝利しました。

このシーン、マリノスのアナリストさんがおっしゃられていたので、
改めて見て自分なりに書いてみたいなと思います。

なぜマルコスがドフリーだったのか？
マルコスには柳選手がマンマークで見ていました。

しかし、柳選手の目の前で渡辺がボールを保持しました。
はやりこれを見過ごすわけにはいかない柳選手は左右に振られ、
渡辺がボールを味方に出したあともついていきました。

ここで中央のスペースが空きます。
サイドに流れていたマルコスが中央へとポジションを移し、
仙台の選手間でマルコスのマークを受け渡すような素振りが
見受けられたのですが、マークを受け渡された選手は
完全に立ち位置を誤りボールだけが視界に入る位置に
マルコスは完全に見えていない状態になりました。

そこにマルコスの元にボールがこぼれたので、
マルコスはあのような状態でシュートを打てたのではないか？
という風に考えてみました。

アナリストさんには今後もそういった問いを
発信していただけたら幸いです。

5.おわりに

なんとか勝ち点3を獲得し、連敗を避けました。

厳しい闘いが今後も続きますが、
新加入選手も含めチーム一丸となり
勝っていってもらいたいなと思います。

新加入選手がいつから使われるのか楽しみです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。