2020明治安田生命J1リーグ第3節 横浜F・マリノスVS湘南ベルマーレ

1.はじめに

リーグ再開となった前節のレッズ戦はマリノス対策の前に無得点。

テンポも良くなくマリノスらしいサッカーができませんでしたが、
今節はどうだったのでしょうか？

2.スタメン

◆横浜F・マリノス

・4-2-1-3
・先発5人入れ替え

◆湘南ベルマーレ

・3-3-2-2
・先発6人入れ替え

3.湘南の守備～マリノス対策～

試合開始直後から強めにプレッシャーをかけてきました。
途中からそこまでではなかったかと思いますが、
FWがCB、その先のGKへとプレッシャーかけていました。

シャドーもボランチ見つつもSBが上がってくるとスライドして
ボールを奪いに行きます。

マリノスのキーとなるマルコス、仲川にはマンツーマン気味に対応します。

・仲川に出ると鈴木が対応
・裏抜けさせないのが目的
・下げさせればOK
・同時にラインも下がり
・ペナルティーエリアの幅で
・中を固めて好きにさせない

前節よりはテンポは良いもののなんとなく閉塞感のまま前半終了しました。

4.サイドチェンジ

湘南はハーフタイムに動いてきました。

・指宿に代えて松田投入
・より機動力のある2トップ

後半開始早々に先制点を奪われます。

レッズ戦ではなんとかなっていましたが、逆サイドに振られて
その折り返しをやられてしましました。
やはりここもどうにかしないといけないポイントかなと思います。

5.レギュレーションフル活用～マリノス対策の打開策～

後半17分ボスが動いてきました。

・一気に3枚替え
・4-4-2に変更

最初はエジガルの下にオナイウが位置するから
トップ下なのかなとも思いましたが、2トップでした。

DFラインまで下がったり、反対サイドのスローインに
顔を出していたりフリーマンかと思いました。

この采配が的中し、天野の個人技で2得点しました。

後半32分にまた動きます。

・エジガル→大津
・4-2-3-1に変更
・オナイウの1トップ

水沼のクロスからオナイウのヘディングシュートで再逆転し、
3-2で勝利し今季初白星となりました。

3枚同時替えは今季ならではだと思うので、
本来どうなっていたのか気になります。

その中でも、

右→水沼
左→仲川

これはマリノス対策に対して、
一定の効果があるのではないのかな？と思いました。

中固めてくるならピンポイントの
点で合わせるクロスを上げれば良いし、
カットインして仕掛ければ良いと思います。

今節ではやりませんでしたが、
4-3-3(=中盤逆三角形)も有効なのでは
ないのかなと思います。

6.おわりに

今後も多々直面するであろうマリノス対策に対して
どう攻略していくのか楽しみにしたいと思います。

明日はF東戦、今季4-3-3を採用していると聞いていたので、
今季はどのような展開になるのかなと楽しみにしていましたが、
4-4-2も併用しているようなので、昨年と同じような
対戦になるのかな？などと考えたり…

ただ、4-4-2に戻して大敗しているので、
4-3-3で来てくれたらその方が楽しめそうかなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。