2020明治安田生命J1リーグ第31節 横浜F・マリノスVS鹿島アントラーズ
1.はじめに
オリジナル10同士の闘い
クラブも相手をリスペクトした演出がありました。
22連戦を終え、一息ついたなかでどんなゲームを
見せてくれたのでしょうか。
2.スタメン
◆横浜F・マリノス
・4-2-1-3を採用
・前節から6人入れ替え
◆鹿島アントラーズ
・4-4-2を採用
・前節から2人入れ替え
3.2得点しながらも攻められまくった前半
まずはマリノスのボール保持時
鹿島は前線からプレスをかけるも
強度もそこまでではなく、深追いはせず
後退してブロックを形成していました。
一方マリノスは、前線が張りDFラインをピン留め、
WGが幅を取り、相手CBとSBのスペースを広げ
そこのスペースをうまく使っていました。
それが生きたのが1点目でした。
鹿島はボール保持時にはSBが高い位置を取り、
マリノスのWGは前線に残ったままなので
比較的フリーな状態でボールを受けていました。
鹿島の狙いとしては奪ったら裏、逆サイドでした。
4-4-2の形でしたが、トップの土居が比較的自由に
動き回っていました。
そのため、誰が見るのかはっきりしていませんでした。
それが1失点目に繋がったシーンにも見られました。
中盤の底辺りでフリーで受けて、前線の上田へのフィード
とても質の高いフィードでしたし、
上田のトラップからシュートへの流れも素晴らしかったと思います。
4.とにかく攻められやられた後半
1点を追う鹿島はハーフタイムに動きました。
・荒木→遠藤
・4-4-2→4-2-3-1
土居と遠藤は頻繁にポジションチェンジしていました。
更に後半闘い方を変えてきました。
前半以上に前線からのプレスの強度を上げてきました。
前半は比較的すぐに諦めたところをしつこいぐらいに
追ってくるようになりました。
そして、マリノスが前進したあとも前線は前に残っていました。
SHもボックス幅に絞り中の密度を高めていました。
結果的に後手後手になり個の巧さが光ったゴールを決められ
逆転を許し敗戦となりました。
5.おわりに
前節から空きましたが、後半は動きが悪く
この連戦の疲労はそう簡単には取れないということでしょうか?
3位以内も厳しいですが、来季に向けて
一戦一戦闘ってもらえたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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