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日本初!楽しみながら自然災害に備えるライフアミューズメントパーク

皆さんは自然災害について日ごろから何か対策していますか?
自分はどこかで災害が発生した直後こそ、何かしら対策しようとしますが、時がたつにつれ意識が低くなり、特段しなくなってしまいます・・・。

しかしここ数年、自然災害は勢いを増すばかり。
毎年のように数十年に一度の災害が発生しています。

災害発生直後はテレビでも頻繁に放送され、災害に対する意識も高まります。
しかしそれもしばらくすると報道されなくなり、次にいざ発生するまで意識はどんどん下がっていきます。

人は忘れる生き物ですから、生活の中でそういった情報や体験に触れる機会がない限り、ある程度仕方のないことなのかもしれません。

日本笑顔プロジェクト

今回紹介するのは長野県の小布施にある浄光寺の住職『林 映寿』さんが代表を務める『日本笑顔プロジェクト』。

日本笑顔プロジェクトとは、簡単に言ってしまうと災害復興支援団体なのですが、この中の取り組みの一つ『nuovo(ノーボ)』がとても素晴らしいと思ったのでシェアさせてもらいます。

皆さんは重機って操作したことありますか?
実際に使ったことがあるとわかるのですが、重機の力はものすごく、人がショベル等で地道にやるよりも圧倒的に効率よく復旧作業を行えます。

とはいえ重機なんてほとんどの人は操作したことない、もしくは一度資格だけ取って全く操作しないまま・・・といった感じではないでしょうか?

実際に災害復旧の現場でも資格はもっているが、ずっと操作していないため重機を動かせない・・・といった人が多いそうです。

重機なんて普通に生活していたら、そっち関係の仕事している人以外触れる機会がないから仕方ないですよね・・・。

それを仕方ないで終わらせずに何とかしようと考えられた仕組みが『nuovo(ノーボ)』なんです。

『nuovo(ノーボ)』とは

日本初! 平時を楽しみ有事に備えるライフアミューズメントパーク
https://egaonowa.net/nuovo/?fbclid=IwAR2HNT1I1I7lwB_gQVdh63vNkbQinsVj6pYdjnULXRTsLC_BeZLL5NwS4P0

楽しい”が世界を救う!
楽しいコトの延長で、災害に対する備えができたら、最高だと思いませんか?
台風19号から時が過ぎ、薄れゆく災害や防災への意識をどう高め、維持していくか。
その課題に対し「楽しむ」という視点から構想されたのが、体験型ライフアミューズメントパーク「nuovo(ノーボ)」です。「nuovo」とは「農業」+「防災」=「農防」。
イタリア語で「新しい」を意味するこの語に「21世紀型の新アミューズメント」との思いも込めました。
平時を楽しみ有事に備える日本初の施設です。
日本笑顔プロジェクトは災害後、支援活動を行う中で本当に現場で役立ったものピックアップ
それらをnuovoに集約し、体験・習得できる施設として運営していきます。
小布施の基幹産業である「農業」をベースとし、安心・安全な食のあり方を考え実践する場、非常時の食糧補給の場としても活用していく計画です。
表向きは、幅広い年代に興味をもっていただくためアミューズメント化していますが、その根底には防災力の向上や食育など「ライフ」というテーマが含まれています。
nuovoの目的である「楽しむ」の延長に「防災力を高める」「すこやかに生きる知恵を身につける」が隠されているのです。

何事も楽しむのが大事

これすごくないですか?

災害対策にかかわらず、「やらなければならない(must)」になると人のモチベーションは途端に低下していきます。
だから例えば、ボランティア向けに重機いつでも触っていいですよーといっただけの場所があったとして、最初こそ練習に来るだろうが続かないと思います。

なので、ただ触るだけではなく、色々な遊び要素を組み合わせて、普段から楽しみつつ、それがそのまま練習につながる。もちろんそれがいざという時の備えにもつながる最高の循環ですよね。

実際に先日体験させてもらいましたが、とても楽しく、難しさも当然感じましたが、しっかり練習してもっともっと楽しく遊びたいなと感じました。
タイミングが合えばここで資格も取ろうと考えています。

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そして資格を取ったら、終わりではなく、またここに遊びに来て、ショベルカーで穴を掘ってバギーカーのコースを作ったり、そのコースをバギーカーで走破してみたり・・・もうワクワクがとまりません。

現在『nuovo(ノーボ)』は長野県にしかありません。
この考え仕組みはとても素晴らしいですが、真価を発揮するのは各地に同じような施設ができてからだと思ってます。なので是非他の県にも広めていけたらいいなーと考えてます。

しっかりとアクティビティーにもなるのでキャンプ場等との相性もいいんじゃないかなーとか勝手に妄想もしてます。

もちろん資金面の問題や、人の問題、土地の問題、安全面の問題など簡単にできるものではありません

ただ、この『nuovo(ノーボ)』が各地に広がれば、今後増えるであろう自然災害時にも国に頼るだけでなく、自分たちでしっかりと復旧に向けて動いて行けるのではないかと考えてます。

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