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瀬戸翔吾|Note始めます!

こんにちは!科学館で働きながら歌手をしている瀬戸翔吾と申します。

日常生活で感じることを言葉にして保存しておきたくて、noteを始めてみました。

科学コミュニケータ―×カウンターテナー歌手

いま何をしているかというと、去年の4月からお台場にある科学館「日本科学未来館」で働いています。
職種は「科学コミュニケータ―」といって、ざっくり言うとコミュニケーションの場をつくるお仕事です。
小中高生向けのワークショップを設計・実施したり、展示エリアで来館者の方とおしゃべりしたり、などなど。
下の動画は、ロボット研究者の方々とトークイベントを行ったときのものです。

またそれと並行して、vocalconsort initiumAcappelLaboなどの合唱アンサンブルグループに所属する合唱歌手としても活動しています。

声部は「カウンターテナー」といって、主に裏声を使って女性に混じって高音域を歌う、ちょっと特殊なパートです。言葉にして伝えるより聴いてもらった方が早いかもしれません😆↓

活動の内容としては演奏会の出演がメインですが、その他にも音楽教材の収録に参加したり、ファッションショーのバックコーラス(↓)をしたり…。あんまり目立たないけどソロ歌ってます。布で視界が狭い中での合唱は超エキサイティング(?)でした。

ということで、現在は科学とアートを仕事にしています。
「なんでその2つ!?」の話は別の機会に話すとして、次はわたしが今に至るまでの道のりをご紹介しようと思います!

生い立ち

◆~中学時代(~2013年)
 昔は立体の物づくり(レゴとか図工とか)が好きでした。
一方で苦手だったのは幼稚園の年少から始めた柔道…。稽古中に、柔道を必死に練習するふりをして技をかけずにダンスをするという芸を編み出しました。バレるたびに先生に怒られてました。

 中3のとき、友達から誘われて漫才コンビを結成しました。担任の先生に屋上の鍵を開けてもらって漫才を撮影したり、夜の公園で知らない中学生たちに漫才を披露したりしていました。青春。

◆~高校時代(~2016年)
 県立浦和高校(男子校)に入学。
「少なくとも三兎を追え」が教育方針で、50kmマラソンやラグビー大会など、勉強以外のイベントが盛りだくさんでした。
いろんな事に熱中したいというスタンスはこの頃から生まれたのかもしれません。

 合唱(&音楽)を始めたのは高校に入学してから。最初は「カラオケもっと上手く歌いたいなぁ」くらいしかモチベがありませんでした。

◆~大学&大学院(~2023年)
 一浪して東京工業大学(現:東京科学大学)にAO試験で入学。
喋るとボロが出る確信があったため、AO試験の中で唯一面接がなかった建築学科を選びました。(結局、入学してから「建築だけに将来の道をしぼりたくない…!」と思い進路を変更したのですが…。AO枠の無駄遣い!笑)

 合唱では、大学1年の秋にカウンターテナーに転向。そこから歌うことが一気に楽しくなりました。時間の許す限り、必修科目を捨てて海外に合唱をしに行ったり、授業や研究を全て放り投げてミュージカルに没頭したり。大学にはギリ許してもらえました(セーフ)。
 そんなある日、AcappelLabo主宰のとみーさんにお声がけいただき、合唱歌手としての活動をスタート。

◆就職
 将来何がしたいか分からず、周りはどんどん就職していく。焦りを感じるなか、中学校からの親友から一通のLINEが。「お前これ向いてるんじゃね?」と紹介されたのが今の職場です。

無計画で危ない綱渡り漠然とした自分の「好き」や偶然に身を任せた道のりでした!!!!!異論は認めます!!

自分自身との対話ができていなかった

なぜnoteを書こうと思ったのか。それは、科学コミュニケータ―として対話の経験を重ねるうちに、そもそも自分自身との対話が全然できていないことに気づいてしまったからです。
今に至るまで色んなことに挑戦してきました。でも、いまだに「結局、俺って何が好きなんだろう…?」に答えられないんです。

モヤモヤしていた去年の11月、自分のものの見方が大きく変わったのがこの考え方でした。

「私たち人間や社会は、受肉したボキャブラリーである」〔中略〕。このテーゼは、人は矛盾した複数のボキャブラリーを携えて生きていくことができる、私たちはいつでも自分を語り直し変わっていくことができる、という自由さや風通しのよさをもたらすものでした。

朱喜哲「100分de名著 ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』」

人はボキャブラリー(言葉)によって形作られている。だから、言葉と向き合うことで、変化していく自分、自分の知らない自分に出会えるかもしれない。

そうか。

自分は何が好きなのか、言葉が見つかっていないだけなのかもしれない。

これからは自分の日常生活で感じた気付きを言葉にして保存してみよう。

そう思ってnoteを書く決意をしました。

日常生活を言葉で見つめ直したい

自分の日常生活を、哲学や社会学、心理学などをはじめ様々な先人たちの言葉を借りて見つめ直してみようと思います。また、見つめ直すことで日常生活の見え方がどう変化したのかを、背伸びしない等身大の言葉で書いていこうと思います。

そんなnoteを読んで、皆さんの中で何か少しでも発見とか変化が生まれるといいな〜と願っています。

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演奏会出演情報


・2024年11月28日(木)19:15開演|AcappelLabo
クラシカルなクリスマスの宗教音楽とポップなクリスマスソングの両方を楽しめてしまう、ちょっと早めの贅沢なクリスマスコンサートです!


・2024年12月6日(金)19:00開演|AcappelLabo(チケット完売)
日本オルガン界の第一人者である冨田一樹さん、日本の室内楽、オーケストラ界で活躍されるヴァイオリニスト﨑谷直人さんとの共演です!!
パイプオルガン、ヴァイオリン、弦楽四重奏、そしてヴォーカル・アンサンブルを一気に楽しめる機会は滅多にないと思います!


・2025年2月2日(日)14:00開演|女声アンサンブル八重桜
さっきnoteに貼った演奏をしていた団体です!
「女声」アンサンブルですが実は8人中3人が男性(カウンターテナー)という、ちょっと変わったグループです。
「女声を歌えるのは女性だけ」という価値観が変わるかもしれません。


※10th concertの出演は未定です

・2025年2月20日(木)|vocalconsort initium


・2025年3月16日(日)14:00開演|emulsion
「バーバーショップ」と呼ばれる演奏スタイルで、とにかく気持ちいいハモりを追求しています。見ても聴いても楽しい!

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