意外と教えてくれない!トレーニングウェアブランド代表が薦めるプロテインの選び方&オススメプロテイン

IVTT代表の大池です!
いつもIVTTを応援してくださり、本当にありがとうございます!
   

今回お届けするコラムは

「意外と教えてくれない!トレーニングウェアブランド代表が薦めるプロテインの選び方&オススメプロテイン」

です!


我々トレーニングする者たちの永遠の課題&誰もに聞かれる質問堂々のNo.1。

「プロテインって、どれがいいの?」

間違いなくこれでしょう!!
今から約60~70年前、タンパク質の摂取というのは昔のアスリートにとって非常に困難なことでした。
プロテインが大事なのは研究でわかってはいるが、毎回肉を食べることは物理的にも経済的にも厳しい。
そんなアスリートの悩みから開発されたのが、今現在あるプロテインパウダーです。
そして現在では個人でも開発が可能になり、市場にはひじょ〜〜〜に多くのプロテインパウダーがあります。

そこで出てくるお悩みが冒頭の「どれ選べばいいの!?」
そのお悩みにズバリとお答えしましょう!
これを読めばプロテイン選びに迷うことは無い!!




プロテインの選ぶべき種類

プロテインパウダーには大きく分けて3種類あります。

・ホエイ
・カゼイン
・ソイ

それぞれよく聞きますよね。

オススメはホエイプロテイン。
女性にはホエイ+ソイ。

目的がボディメイクだろうが健康維持だろうが食生活の改善だろうがとりあえずホエイを選んでください。
ホエイでダメだった場合に他のに行ってください。


それはなぜか?

・タンパク質含有量が最も多い
・吸収スピードを遅くしたいなら油を入れるだけでいい

この2点です。
そもそも前提で述べたように必要なタンパク質量を補う為のものなので、
含有量が少なかったら飲む意味が薄くなります。

以前はここで「ホエイだけを選べ!」と断言しておりました。
しかし、現在は女性の読者も多くなってきたのでソイも積極的にオススメします。

それはなぜか?
大豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)と同じような働きをしてくれるから。
女性用と銘打ったプロテインにソイが多いのはこれが理由です。


時々出てくる「これなに?」というワード①:「WPC」と「WPI」

これは「WPC」でいいです。

WPCをより細かくしたのがWPIになります。
(さっきのペプチドとかアミノ酸と同じような感じですね)

細かくなればなるほど吸収は早くなるけど胃に溜まりません(空腹感が出る)。

ボディメイク競技者レベルになると時間によって使い分けますが
一般の方はWPCで十分です。

「WPC」か「WPI」か書いてない場合は基本WPCです。
WPIは加工する為にコストかかるからね。


時々出てくる「これどっち?」という疑問②:「牛乳で割るの?水で割るの?」

ではなぜ

「カゼインをおすすめしない」

かと言うと、全くオススメしないわけではないですし用途によってはいいですが、その用途をほとんどホエイでカバーできるからです。

これは実際のお話なのですが、とあるスポーツ総合店にて
「ダイエット目的でプロテインを探している」
という方にソイプロテインをおすすめしている場面に出くわしました。

理由が問題なのですが
「ソイプロテインはお腹に溜まるからよいですよ」
とのこと。
「お腹に溜まる」が問題で、ここを分解して解説する必要があります。


・お腹に溜まるからよい
→空腹感を抑える為だけならソイでもカゼインでなくてもよい。BCAAやEAAなどのアミノ酸でいい。ホエイが一番BCAAの含有量は多い。

・お腹に溜まるからよい
→吸収スピードを遅くして身体の燃焼時間を伸ばす
(専門用語で言うと、食事性誘発熱/DITを高めるため)
ならばホエイに"油"を入れれば同じスピードになる。


ダイエットに対してプロテインパウダーを飲む
最大の理由は「タンパク質を摂ること」
なので「お腹に溜まる」=「ダイエットに良い」とはならないんですね。

論点がズレているのです。
ソイだけでなくカゼインをお店が薦めてくる場合も理由がほとんどこれです。
あくまで初心者向けなので断言します。

男性→ホエイ
女性→ホエイかソイ、もしくは両方、最初はどちらかだけでもOK

です。


時々出てくる「これなに?」という疑問③:「プロテインって不味いの?」

プロテインは元々は牛の乳をチーズに加工する際にでる粉を集めてできたものです。

最初は捨てていたらしいのですが、誰かがもったいないと思って集めて成分分析したらタンパク質の塊だった為、製品化したそうです。
だから昔のプロテインは不味かったんですね。

今はめちゃ美味プロテインが世界に溢れてます。
あとで紹介するのでご安心あれ。


時々出てくる「これなに?」という疑問④:「アミノ酸ってなに?プロテインと違うの?」

そうやってできたプロテインパウダーを更に細かく加工し、
種類別に分けたのがアミノ酸です。
アミノ酸の手前にペプチドというのもあります。

プロテイン→分解(消化酵素を加える)→ペプチド→分解(消化酵素を加える)→アミノ酸

では「アミノ酸はプロテインの代わりになるのか?」という質問をもらったことがあるのですが、これは「ならない」です。

アミノ酸は非常に細かいので、胃で消化をする必要がないんですね。なので食事の代わりに飲む、とかができないです。
トレーニング中のドリンクに混ぜたり、寝る前に錠剤で飲む、みたいな使い方になります。
(この記事を書くに当たって色々調べている時に「プロテインの代わりにアミノ酸もオススメ!」と言っている記事がありまして、、、ちゃんと違いを理解すれば私たちは大丈夫です!)

”アミノ酸と鋏は使いよう”なのです。


タンパク質含有量70%以上の物を選ぶ

さて、選ぶプロテインの種類は決まったので、次に見るべき箇所は

・ホエイはタンパク質含有量70%以上の物を選ぶ
・ソイはタンパク質含有量70%を超えることが無いので、出来るだけ比率が多いものを選ぶ
です。

まずホエイプロテインの場合。
加工食品は全て栄養成分表を表示しなくてはいけないので必ずラベルが貼ってあります。
ここでそのタンパク質が100g中、どれくらい含まれているか見てください。
100g中70g以上なら合格。
それ以下はお金がもったいないのでやめましょう。

そこまでたくさん人工甘味料等余計なものを入れなければ70g以下にはそうそうなることはないです。
それが70g以下ということは怪しいと思った方がいいです。
今はあまり見かけなくなりましたが(良いこと)、100g中40〜50gのタンパク質含有量でkg単価2万円程のプロテインがありました。
半分以上プロテイン以外のなにかを入れてカサ増ししてるということです。

先ほども述べたように「タンパク質を摂ること」が目的なので、それが達成できなければ意味がありません。
厳密に言えば摂ってはいるのでしょうが、少なすぎます。
そういう商品に引っかからないようにする為の知識として覚えておいてください。


余談ですが、これだけ開発者・メーカー・加工業者等の先人が苦労して味や品質を改良しておいしく、飲みやすくと築いてきた道を愚弄する詐欺商品メーカーは絶対に許せません。
飲んでいる方も可哀想です。
わざわざ遠回りをしているのですから。

以前ある大手会社がこのような商品を発売していることがありました。
とても悲しくなったのを覚えています。
せっかく「身体を変えたい」と思って飲む人を騙すようなことが無くなればと願って止みません。


さて本題に戻りまして、一つ注意しとく点があります。
それは「一食分の表示が100gではない」場合です。

どういう事かというと、成分表示は義務付けられていますが
それを「100g中」で全てが表示されてるわけではないということです。
ここはメーカーの違いによる部分が大きいのですが、
大抵「1スクープ当たり(34g中)」みたいに表示されます。
ここはちゃんと計算しましょう。

もし

・「1スクープ当たり(34g中)、タンパク質含有量20g」の場合
=タンパク質量58.8%になる→ダメ

・「1スクープ当たり(34g中)、タンパク質含有量24g」の場合
=タンパク質量70.5%になる→OK!

となります。
ちょっと面倒ですが単純なパーセントの計算です。
ホエイプロテインは70%以上さえクリアしてれば究極なんだっていいです


次にソイプロテインの場合。
ソイプロテインは原材料の大豆自体のアミノ酸スコアが低いため、タンパク質含有量70%以上を超えることがほぼありません。(計算すると大体50〜60%代になるものがほとんど)なのでソイプロテインはタンパク質含有量が60%以上になるものを選びましょう。

ちゃんと計算してから買うようにしましょう、マジで!


オススメプロテイン①:竹内製薬「ザ・プロテイン」

現在の代表大池が飲んでいるプロテイン。
オススメ理由は美味い
トレーニング歴10年間で飲んできたどのプロテインより美味い。
美味すぎて単純にジュースとして飲みたい
成分はタンパク質含有量70%以上をクリア。
溶けやすさも標準。
とにかく美味しいのでタイミングなどを意識しなくても飲みたくなる、プロテインもここまで来たか!!と感動しました。

オススメは"レモンヨーグルト"と"安納芋"

ホエイプロテイン 1kg 全8種

IVTTポップアップのウェルカムプロテインでもこの2種類を出して大人気でした。

初めて試すプロテインブランドでは嬉しい、フレーバーを試せる個包装セットもオススメ

個包装アソートパック
(プロテイン一覧に飛ぶから、そこから「個包装アソートパック」を選んでね)

毎月"ザプロの日"という割引デーがあり、その時に買うと値段もかなり安い。
これだけ激推ししてますけど、ザプロの案件では全くありません笑。


余談:以前のオススメNo.1はどこへ、、、

以前のオススメNo.1だったオプチマム・ニュートリションのゴールドスタンダードはオススメじゃなくなりました。

なぜか?

円安のせいで異常に高い
プロテインは品質も大事ですが、そもそもの摂る量も大事。
この値段でザプロをもっと買った方がボディメイクの結果には良いです。
味や溶けやすさは最高なんだけどなあ…
安くなったらまたオススメに戻します。


オススメプロテイン②:ビーレジェンド

be LEGEND

国産メーカーの老舗、ビーレジェンド。
いち早く”多フレーバー”を出してきたブランドでもあります。
今でも選べる味が超豊富
7〜8年くらい前にメインプロテインにしていましたが、その時とは比べものにならないくらい種類が増えてる。
飲んでた当時とは違いすぎるので、とりあえずフレーバーの一覧を見てみるのをオススメします。

お試しセットもあるのでまずはそれで味を探すのが吉!

ビーレジェンド WPCプロテイン お試しセット【お試し12種】

個人的オススメは"ベリベリベリー風味"

ビーレジェンド WPCプロテイン ベリベリベリー風味 【1kg】 スプーン付き


オススメプロテイン③:Now Foods ソイプロテインアイソレート

ソイプロテインのオススメはこちら。
アメリカの大手サプリメントブランド・ナウフーズ。 クオリティは非常に良いです。
"アイソレート"というタンパク質の純度を高めている作り方なので、一回24g中、タンパク質含有量は驚異の20g!
その代わり味は無味、、、(タンパク質に味そのものはほぼ無い)逆に言えば甘ったるいプロテインが苦手な方にはピッタシ!

飲み終わったあとのシェイカーに結構こびりつくので(タンパク質には粘度もある)、飲み終わったあとはしっかり洗うように!

NOW Foods, スポーツ、ソイプロテインアイソレート

iherbで買う場合は紹介コード使うと安くなるから、よかったら使ってね!

紹介コード→ZJM263


先に紹介した「ザ・プロテイン」と「ビーレジェンド」それぞれにソイプロテインもラインナップしています。ホエイと合わせて頼むのもアリ!


番外編①:コンビニで買えるプロテイン

最近増えてきた、このカテゴリーも紹介する必要があるでしょう、、、!
コンビニで手軽に買えるようになったプロテイン。
2016年アメリカ留学した代表大池はコンビニにものすごい数のプロテインが売られていてカルチャーショックを受けました。
「日本では難しいプロテインが、こんなに手軽に手に入るなんて、、、」と。
現在、日本のコンビニでもプロテインが手軽に手に入るのは驚異的なことです。

ではそんなお手軽プロテインの中でオススメなのは、、、
これも量が大事です。
一番小さくてタンパク質量が多いものを選びましょう。
今のところ一番小さくてタンパク質量が多いのは

「ザバス ミルクプロテイン 200ml チョコレート味」

これだけタンパク質が20g。2本飲めば40g!
かなりしっかりタンパク質を摂れます。
代表大池が選ぶコンビニプロテインは正直これ一択です。
(チョコ味が苦手な方は別のでもOKです!)


番外編②:ガチ勢向けプロテイン

既に長らく筋トレをやっている上級者向けのおすすめもちょっと載せときますね。アイソレートを必要としているシリアスアスリート向けのオススメ。

Dymatize Nutrition, ISO 100

ダイナマイズのISO100。これはかのカイ・グリーンやデキスター・ジャクソンら超一流ビルダーのコーチ

「プロカード取得請負人」ジョージ・ファラー

がオススメしていたアイソレート・プロテインです。
開発にもジョージ・ファラー自身が携わっていたとか。
難点は高い。まあアイソレートはしょうがない。
そこをクリアできる人にはオススメです。

まとめ

まとめです!

・ホエイはタンパク質含有量70%以上、ソイは60%以上の物を選ぶ

これに尽きます。
ボディメイクの大会に出るとなると、もう少し細かい知識や使い分けが必要になりますが、根本的に大事なことは"プロテインはタンパク質を摂るためのもの"ということ。
これを効率的に行うために含有量に気をつけて選んでいきましょう!


〜〜〜〜〜


前回書いた記事をアップデートしたらものすごい量になっちゃいました、、、
ここまで読んでくださったあなた、えらい!ありがとうございます!
あなたが美味しいプロテインに出会えますように!





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