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ノルウェー留学日記 Weekly Diary 〜Week 8〜

総括

今週は手袋をどこかで落としてしまう最悪のスタートになりました(予備1個持ってきといてよかった…)が、一緒に留学に来た先輩とすき焼き風鍋を食べたり、フットサルでダイレクトパスを繋いでゴールを決めるのに絡んだりと嬉しかったことがたくさんありました。また、今週で21歳になりました。21歳の1年も自分らしく、一歩ずつコツコツと足し算で成長していけたらいいと思います。
社会情勢はまだまだ不安定ですが、自分自身の心はとにかく落ち着けて、穏やかに過ごしていければ良いと思います。


天気()内は通算
晴: 4(17)
曇: 1(11)
雨: 1(20)
雪: 1(12)

今週のハプニング

今週の失敗シリーズの名前を変更します。自分が原因の失敗だけでなく、経験したハプニングを書いていきたいと思います。

2月28日
・通学に使う電車(大学は終点が最寄駅)が今日から工事を始めたみたいで終点の3駅前までしか運行せず、その駅から20分かけて歩いて通学することに。そのおかげで到着は授業開始ギリギリ

・手袋をどこかで落とした。

3月4日
・オーブンからピザを素手で取り出そうときたら縁に手が当たって指先がちょっと焦げた。これからは道具使います…

3月5日

・フットサルメンバーでも最上級クラスに上手い人の全力のミドルシュートが2mの距離で顔面に当たる(正面で受けず左頬に緊急回避ができたのは野球を小学1年からやっている反射神経の賜物でしょうか)

今週のハプニングは4つ。ただただ自分の不注意のせいですが、手袋を無くしてしまったのは個人的に結構ショックでした。
オーブンの中に手をそのまま突っ込む脳筋ムーブは今回でやめようと思います。

2月28日

天気: 雨
今日は午後からTandemのパートナーと会った。ひらがなとカタカナを覚えるのが苦手だが、漢字は楽しく覚えられるから好きらしい。理由を聞くと「漢字が単体でどういう意味を持っているか覚えておけば、知らない単語でも意味を予想できるでしょ?」だそうだ。日本人でもなかなかそのことに気づかない人もいそうなものだが、日本語を勉強し始めて2年目なのにその域にまで達していることに驚いた。他にも漢字については日本人並みの知識があった。(覚えている個数は聞いたことないのでそこがどうかは分からないが)
改めて好きだから、楽しいから頑張れるというのはとてつもないエネルギーになるということを思い知らされた。

3月1日

天気: 曇り
今日は日本から送ってもらった荷物が届いた。荷物はSlettenという寮の最寄り駅(Fantoft)から二つ離れた駅にあるMENYの中のPostenという荷物留置局兼配送所で受け取った。ポストに荷物が到着した旨の書かれた手紙が届いたらそれを持っていけば良いし、それが届かないのであれば荷物の追跡番号を見せればもらえる。自分は追跡番号を見せた。荷物自体は先週の水曜日に届いていたが、現在ウクライナ情勢が不安定でいつ帰国指示が出るか分からないため、もう少し受け取るのは先にしようと思っていた(受け取ってすぐに帰国とかになると荷物の配送料がもったいない気がしたから)。しかし、思いがけず時間ができたことに加え場所によったら1週間ほどしか荷物を取り置きしてもらえないというサイトを見つけたため慌てて取りに行った。

家族以外からも色んな方から色んな食材をいただきました。
ありがとうございます。

中身は袋麺、インスタント味噌汁、インスタントの米等々欲しいと言っていたものから開けるまで入っていると知らなかったものまでたくさんのものが届いた。それも家族だけでなく、留学前に友人から貰ったものなど色々な方からいただいたものがあった。改めて自分は本当にたくさんの人に支えられて応援されて今留学できているんだと知りありがたい気持ちでいっぱいになった。

3月2日

天気: 晴れ
今日は午前中にジムに行った。今日ではっきりしたが数日前から腰がおかしい。少しバーストしそうな予感がするので明後日のジムは様子次第で止めようと思う。
ここ数日はウクライナ情勢が気になってまともに眠れない日が続いている。もしヨーロッパにミサイルが落とされた時にまず自分は何事もなく生活を続けることができるのか、そして日本に無事に帰国できるのか。「まさか起きないだろう」ということが起こり続けているので、「これも起こり得るんじゃないか」という余計な心配をしてしまう。もちろん日本にいたとしても安全とは言い切れないが、言葉の通じない国にたった1人でいることで不安が日に日に増していく。

大学入学時から新型コロナウイルスによる影響を全面的に受け、今回の留学もそのせいで半年延期、やっと落ち着きつつあるかと思った矢先にまた新たな懸念材料が出てきた。自分は前世でどれほどの大罪を犯したのか。そんなことを考えてしまうくらいこの2年間自分ではどうすることもできないことに振り回されていることにやり場のない怒り、悔しさを感じる。
今はネットニュースなどを通じて情報を集め、最悪の事態も含めありとあらゆる事態を想定して行動計画を立てておくこと、夜に眠れなくても隙間時間に昼寝をするなどして健康状態を保つことくらいしかできない。それでも自分にできることを続けていけばどのような事態に陥ったとしても落ち着いてかつ効果的な行動、生活をとれることは分かっているので、これを継続していく。

3月3日

天気: 晴れ
今日は一緒に留学に来た先輩と材料を持ち寄ってすき焼き風鍋を作って食べた。

上手くできてすごく美味しかった。久しぶりに日本食を食べたが、やっぱり日本食が1番美味しい。留学に来て改めて日本食の素晴らしさを知れた。

3月4日

天気: 晴れ
今日は誕生日だったので、夜ご飯にピザを食べた。ノルウェー語の授業の教科書に登場して、先生も「ノルウェーでは有名な冷凍ピザだよ」と言っていたGRANDIOSAのピザを食べた。

日本のものと比べるとかなりしょっぱかったが、美味しかった。今日で21歳。これからもできることをコツコツとやっていきたい。

3月5日

天気: 雪
今日は毎週土曜恒例のフットサルに参加した。これで4回目になる。参加人数が少なかったため、いつも1チーム6人のところ今日は1チーム5人で試合をした。試合時間もいつもより2分短い4分で行った。とにかくしんどい。いつもはフィールドプレイヤー(言い方が合っているのかは分かりません)が5人いるコートを今日は4人で攻めて守らないといけなかったため、必然的に運動量が増えた。運動量が増えたけど試合時間はいつもより短いため、休憩時間はいつもより短くよりしんどかった。

それでもパスをもらえる回数は少しずつ増えてきたし、動き方は何となく分かった気がする。オフェンスの時は必ず1人、CBの位置に立ってカウンターを警戒しつつ前にパスの出し所がない時にもらう。それ以外の時は全力で走ってゴールを目指す(オフェンスの難しいことは分かりません。)。ディフェンスは自分がマークする人(マークするゾーンの時もある)にパスが入らないように視界を塞いだり、スルーパスをもらえるスペースを消したりする。これをするだけで頭をめっちゃ使って疲れたけどすごく楽しかった。それでもまだドリブルで相手を抜くことはできないし、当然ドリブルの流れの中でパスなんかもできない。これから少しずつ上手くなっていけたらいいと思う。

このフットサルは正直レベルがめちゃくちゃ高い。ほとんどがサッカー経験者でシュートは強いし、ドリブルでは抜かれまくる。それでも彼らは素人に毛が生えた程度の自分を暖かく受け入れてくれる。パスの出しどころが分からない時は近くの人が教えてくれたり、ポジションがわけ分からなくなった時も動き方を教えてくれる。それも気を遣って自分のいるレベルまで下がってきて教えてくれるのではなくて、彼らが行っているレベルのことを求めてくる。その分ディフェンスでもパスでも上手くいった時はその場で「good!👍」って言ってくれる。また、彼らは本気で楽しむことをすごく大事にしているように感じる。週末の遊びだからと言ってヘラヘラのんびりと言う感じではなく、試合が始まったらみんなガチンコ勝負。
だからシュートを外した時に大声で叫んだりもするし、当然怪我に繋がりそうな危ないプレーもある(例えばボールが顔面に当たったり、ドリブル中に足を削る形になってしまったり、勢い余って転んだ時に手首を捻ってしまったり)。でもそれは本気でやっているからこそ生じてしまうことで、それを誰もが分かっているから怒る人は誰もいない。痛がりはするし、お互いめちゃくちゃ謝るが常に笑顔で過ごしている。それに、休憩中に自分のように1人でいる人には「楽しめてる?」と話しにきてくれる。誰もが本気で楽しめる空間を大切にしている感じがすごく好きだ。だからこそ毎週行きたいと思うし、それをモチベーションに1週間頑張れる。
これからも本気で楽しめるこの空間で過ごす時間を大切にしていきたいし、日本に帰った時にそんな空間を自分が率先して大切にしていけるように、また、作れるようにしたいと思った。

3月6日

天気: 晴れ
今日は毎週日曜にやっている部屋の掃除をした以外は特に書くことのない1日だった。良いように捉えれば何もない日常を過ごせているのはありがたいことなのかもしれない。今週の半ばにバーストしそうだった腰も何故か痛みが改善されたし、気分良く1週間を終わられそう。来週も自分らしくできることを頑張って過ごしていきたい。

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