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芸人という生き方

我が家にはテレビというものがありません。
なのでバラエティ番組を見る機会はほとんどありません。
それでもバラエティコンテンツは好きなので、お笑い芸人さんのYouTubeチャンネルを見ることや、Podcastでラジオを視聴することはあります。

ひと昔前の芸人さんというとそれこそ本当に「芸」をする人という印象が強かったです。
漫才をしたり、コントをしたりで笑わせる感じです。

最近ではインスタグラマーとして活躍する渡辺直美さんや、エンタメで世界を獲るという西野亮廣さんなど、芸と言うよりも生き方そのものを指している感じが強く感じられます。

芸人さんと言うのは売れるまでが大変で仕事を掛け持ちすることも多い印象です。
それでもお笑いとその仕事との掛け算で新たな持ち味というものを発揮されている印象も受けます。

最近、歌人芸人の岡本雄矢さんの『全員がサラダバーに行ってる時に全部のカバン見てる役割』(幻冬舎)を読みました。

自分に降りかかることをお笑いとして短歌として昇華させている印象を受けました。

笑わすことを考えると言うよりも自分の身に起こったこと全てをコンテンツにして生み出していくという生き方そのものがこれからの芸人なのかもしれません。

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